なでしこジャパン、苦しみながらも、イングランドを2-1で下す。

 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会、女子日本代表のなでしこジャパンは、準決勝でイングランドを2―1で下した。

 目覚ましをかけて、8時起床。
TVをつけると、高知東生が父の介護のため引退とやってて、何だと思って思わず見てしまってから、いかんいかん、とBSにチャンネルを変えた。

 もう試合が始まっていた。
まずまずのスタートだった。
パスもスムーズにつながって、攻撃できていた。
日本は前半33分、右サイドの有吉が縦に抜けだし、坂口から絶好のロングパスが出て、ボールコントロールしたところで、後ろから押し倒されて、PKを得た。
それを、宮間が確実に決めた。
笛が鳴ってからも、なかなか動きださず、じりじりと動いて、GKの動きを見極めて、左隅に決めた。
恐ろしいくらいの冷静さ。
遠藤を彷彿とさせる。
宮間は凄いよ。
技術もピカイチだけど、頭がいいし、精神力が凄い。
日本女性という感じがして、好きだね。 日本女性の鏡だよ。

 PKという楽な点の取り方をしたからだろうか、ここから受け身になってしまった。
イングランドは、ボールを持った日本人選手をフィジカルで潰して、素早く前にボールを蹴るというシンプルなプレー。
これにてこずった。
40分に、CK後の混戦から大儀見が相手を引っ張って倒したという判定で、PKを与えた。
これは、完全な誤診。
相手選手が大げさに倒れて、審判が騙された。
PKを決められて、1-1。
まあ、同点だから、しょうがない。

 後半は、点を決められる心配はなかったが、ずっと、イングランドペースだった。
日本は、小さなミスが多すぎた。
特にトラップミスが多かった。
特定の選手ではなく、全員だ。
その間に相手選手に詰められて、ボールがスムーズにつながらない。
ボールをもらう動きも少なかったし。
イングランドのプレッシャーがきつかったからかなあ、と解釈せざろうえなかったが、佐々木監督は、試合後のインタビューで疲れがあった、と言っていたね。

 流れを変えたのは、後半25分に投入された岩淵。
ドリブルで相手陣に切れ込んでいった。
延長戦かと思い始めたロスタイムの後半47分、川澄が右サイドから上げたクロスが相手DFの伸ばした足に当たって、ゴールへ、ボールはゴールの中にバウンドして、外に出て来た。
どうなんだ、と見ていたら、審判はゴールの判定を下した。
ビデオで見ても確実に入っていた。
なんで、ボールが外に出て来たか、不思議なくらい。
このあっけない幕切れで、日本が勝った。

 負ける気はしなかったが、延長戦にならずに済んだのは、大きい。
決勝戦は、米国より1日短い、中3日だからね。
今日、佐々木監督が疲れがある、と言っていたのが気になる。
今日のような試合ぶりなら、米国には勝てない。
疲れがとれるかが、大きなポイントとなるだろう。
あとモーガンを抑えられるかどうか。
オランダ戦、豪州戦を見て、優勝もイケルと思ったが、今日の試合ぶりを見て、?がついた。
6-4で米国の方が有利かな。
でも、最後の頑張りを期待しよう。

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