日本代表、そこそこやれた、でも実力負け。 日本1-2ウクライナ。

 日本代表は、ベルギーでマリ代表に続き、ウクライナ代表と対戦した。
仮想ポーランドだ。


出場メンバー。

 先発を8人と大幅に変えてきた。
本番もこういう風になるかもしれないな。

 前半は、高徳の右サイドを破られることが多かった。
酒井高徳には、がっかりだよ。 こんなものだったかな? 宇賀神を使いたくなったのは、これか。
そして、前半21分、少し遠めの位置からフリーでウクライナがシュート。
植田の頭に当たってゴール右に突き刺さった。 ついてない。
日本も反撃に出ようとするが、ウクライナの鋭いプレスにボールを繋げない。
ウクライナもバランスの取れたいいチームだな。
それでも、前半41分 、原口が倒され、FKを獲得する。
柴崎のFKをフリーになった槙野がヘディングシュートでゴールへたたき込み、同点に追い付いた。
これは、大きかった。
そして、前半終了。

 後半、プレスの掛け合いで膠着状態だったが、
後半24分、またもや日本の右サイドを抜かれ、ゴールライン手前から折り返され、後ろから走り込んだ選手に蹴り込まれた。
日本は、中島翔也を投入。 原口は変えるなと思っていたら、柴崎と交代だった。 トップ下に入った。
トップ下でも、何とかやれた。
ゴール前でドリブルを倒され、FKを得た時には、決めるかと思ったが、ダメだった。
一番のハイライトは、左サイドに出すかと思いきや、反転して、ゴール前にクロス。
裏へ抜け出した久保が体を投げ出して、ボレーするが、うまく当たらず、GKに取られた。
そして、試合終了。 1-2の負け。

 ま、ウクライナの方が強かった。
負けはしょうがないが、いい戦いは出来たと思う。
マリ戦とは段違いだ。

 自分的には、一番の収穫は柴崎だ。
注目して見ていたが、フィジカルコンタクトを厭わない積極的なプレスを何度もかけていた。
どういう心境の変化かな。 スペインでもあまり守備をしていないように見えたんだが。
勿論原口レベルには遠く及ばないが、トップ下の選手がこういうプレーをできることは、日本にとって必要。
柴崎の攻撃センスは勿論高いので、こういう守備を出来たら合格だ。
これで、柴崎がトップ下の一番手だな。 
これは、日本にとっては大きい。 やっぱり、攻めたいからね。

 原口は相変わらず攻守に素晴らしいね。 不動のレギュラー。
スタミナも根性もあるから、変える必要がない。
そういう意味で中島翔也がトップ下でもやれそうなことがわかったのは、大きい。
ジョーカーだね。

 本田は、悪くもなかったが、良くもなかった。
動きが重く見える。 筋肉をつけ過ぎて、キレやスピードを無くしたように見える。
使えないなあ。
久保は、マリ戦に続き、今回も2度の決定機を逃した。
これをどう見るか。 背後への抜け出しは良いのだが、決めれない。
宇佐美を右で使いたいのだが、テストしなかったねえ。
宇佐美は裏への抜け出しがないから、久保の方が上か。

 この2試合のテストマッチ。
マリ戦は、あまりのだらしなさに絶望したが、ウクライナ戦は持ち直した。
しかし、ポーランドより弱いウクライナに実力負けだから、ワールドカップに向けて、これはダメだなという感じだな。
希望が持てないなあ。
それでも収穫は、守備もできるようになった柴崎と個人で打開できる中島翔也を使えることがわかったことかな。
後は、本番前の合宿だけで連携を高める自信があるハリルホジッチの手腕に期待することにしよう。
少なくとも過去の日本代表なみの連携には高めて貰わないとね。

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