村井チェアマンは、相当怒ってるな。

 2日、村井満チェアマンが、記者会見を行った。
 Jリーグでは10月にJ2新潟でファビオとペドロ・マンジーが酒気帯び運転で書類送検され契約解除となり、J1仙台では道渕諒平が知人女性への暴行が報じられ契約解除となった。さらにJ1G大阪でアデミウソンが道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑で任意捜査され、謹慎処分となっている。

 村井チェアマンは、「到底考えられない内容が事実として突き付けられている。リーグ全体、全てのクラブの努力を水泡に帰してしまうくらいの大きな社会的背任行為だったと考えている」と語った。

これは、物凄く強い言葉だ。
Jリーグが終わりかねないぐらいの勢いだ。
村井チェアマンは、相当怒ってるな。

 また、不祥事が続く原因にについては「何か根拠があって申し上げる訳ではないが、2月から感染対策に意識を集中してきた。一方でクラブの経営レベルは財政的なところに集中していた面もある。我々はホームタウンにあって、スポーツを通じて手本になろうということを忘れてしまったのではないか。何のためにサッカーをやっているのか、クラブが存在しているのか、地域のためになるべきという前提認識の視点がぼやけたのではないか」との見解を示し、「一番の責任は私自身にそういうところがあったのではないか。こういう時こそしっかり足元を見つめるように、私の方から号令をかけるべきだったと深く反省している」と謝罪を述べた。

「我々はホームタウンにあって、スポーツを通じて手本になろうということを忘れてしまったのではないか。何のためにサッカーをやっているのか、クラブが存在しているのか、地域のためになるべきという前提認識の視点がぼやけたのではないか」
これは、相当な理想主義者だな。 口先ではなく本気で思っているみたいだ。
何のためにサッカーをやっているのか、地域のためになるべき。
そんなサッカー選手はいない。 ブラジル人選手たちが聞いたらひっくり返るだろうな。
皆、自分のためにサッカーをやっている。 次にチーム、そしてファン。 そして、地域のためになってくれたらいいなと思っているくらいだろう。
大体、サッカー選手が手本になるなんて思っている大人はいないだろう。 
立場が上になるほど、”地域のため”が強くなってくるんだろうが。

「一番の責任は私自身にそういうところがあったのではないか。こういう時こそしっかり足元を見つめるように、私の方から号令をかけるべきだったと深く反省している」と自分を責めだしている。

号令をかけたからって、こういう事件がなくなるもんではないけどな。
まさか、全く遊びに出掛けるな、という類の指示も出せまい。
個人のモラルの問題だよ。 一定数、そういう個人は出てくる。
しょうがない。 組織にすべての責任を押し付けるのは、お門違いだよ。
ただ、そういう問題が発生した時、その個人を処分せず、かばったら、その組織・チームも同罪になる。

ガンバも、捜査結果が出たら、正しい判断をしないとダメだな。
判断が難しければ、Jリーグに一任するのがいいと思うけど。

自分は、村井チェアマンを高く評価している。
発信力は高いし、Jリーグのイメージアップに凄く貢献していると思う。
実績的には、明治安田生命保険とタイトルパートナー契約を締結し、DAZNとの大型放送権販売契約を締結して、大幅な事業収入増を果たしている。
コロナ対策でも、最初に有観客試合にこだわって、再開が遅れた点以外は素晴らしい対応だったと思う。
歴代のチェアマンの中で、川淵三郎に次いでいいチェアマンだと思うよ。

何を書きたかったのかな?
ガンバは正しい判断をしないとな。
成績よりクラブの信用・存続、そして理想かな。

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