セレッソ大阪がかなりヤバイのでは。

 「セレッソ大阪の新社長に元日本代表FW森島寛晃氏が就任することが、7日までに分かった。
15年度から4季務めた玉田稔社長(65)が今季限りで退任。後任に前身のヤンマーからC大阪ひと筋の“元祖ミスターセレッソ”が就任する見通しとなり、今季無冠に終わったチームの立て直しを託される。今後、手続きをへて年内にも正式に就任の運びとなる。」

 これは驚き。
森島氏にとても社長が務まるとは思えない。 知的なタイプでさえないのに。
自殺行為だ。

 「生え抜きとしてクラブを支えてきた元日本代表MF山口蛍(28)に大補強を進める神戸がオファーを出したとされ、エースストライカーのFW杉本健勇(26)は浦和、万能選手として評価の高いMF山村和也(29)は川崎がそれぞれ獲得を狙っているという。」
彼ら3人が移籍したら、降格候補間違いなしだろう。

 もしかしたら、セレッソのレジェンドを起用すれば、彼らたちが移籍を思いとどまってくれるという計算が働いているのかも知れない。 しかし、それでもGMもしくは監督起用であって、社長ではないと思うけどねえ。

 それにしても、なぜ降格するのでもないセレッソが草刈り場の様相を呈しているのか、不思議。
シーズン中に柿谷のガンバ移籍の話も出たしねえ。

 まあ、尹 晶煥(ユン・ジョンファン)のサッカーに問題があったということだろう。
杉本・柿谷・清武・山口蛍・ソウザというタレント達がいて、魅せるサッカーが出来ないとしたら、彼らに不満が出て来てもおかしくない。 昨シーズン初タイトルが取れた功績は大きいが、タイトルが取れないとなると、求心力は弱まるということかな。
ユン・ジョンファンは、JリーグとACLで完全なターンオーバーを実施した。
自分は、この考えに賛成だ。 ターンオーバーしないと、疲労が蓄積して、終盤失速するのはどんな強豪チームでも避けられない。
ガンバの長谷川監督もそれに対応できなかった。
しかし、ユン・ジョンファンの対応は、Jリーグを主力、ACLを控えで戦うという暴挙に出た。
ACLを捨てたのだ。 これはダメだ。 そうするなら、ACLを辞退しろと言いたい。 半々で戦う等の工夫をしなければならないのだ。 
そして、極めつけは、南米のカップ王者と日本のカップ王者との決定戦、スルガ銀行チャンピオンシップを控えメンバーで戦うというさらなる暴挙に出た。 日本を舐めているとしか思えない。
この暴挙をマスコミが誰も騒がなかったのにも、呆れたよ。

 まあ、ユン・ジョンファンを解任したから、良かったが。
こうしてセレッソ瓦解の匂いが漂ってきたのも、それをいち早く神戸・浦和・川崎が嗅ぎつけて、動いたから。
ユン・ジョンファンが、内部崩壊の種をまき散らしたんだろうな。
しかし、それへの対応が森島氏の社長起用とは、どうかしている。
さらなる悪化を招くんじゃないかな。
ガンバは降格の危機に宮本監督というレジェンド起用で切り抜けたが、セレッソはどうかな?
逆効果にしか思えないが。

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