ガンバ・食野のマンC完全移籍に驚く。 イングランドへの移籍はダメなのに。

 「J1G大阪は9日、FW食野亮太郎(21)がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに完全移籍すると発表した。複数の関係者によると、マンチェスター・シティーは100万ユーロ(約1億2千万円)前後とみられる違約金を満額支払ったという。(金額は推定)
マンチェスター・シティーは、1月には川崎からMF板倉滉(22)=フローニンゲン=を獲得していた。板倉と同じく、食野も英国の就労ビザ取得要件を満たさないため、今後は期限付き移籍先を模索することになる。」

 食野がマンCに完全移籍とは。
英国の就労ビザ取得要件は厳しいので、日本代表の常連でなければ、すぐ海外にレンタルされることになる。
レンタル先は、活躍しても売ることができないので、儲けにならない。 移籍金を払っている訳でもないので、起用する責務もない。 余程活躍しなければ、使わない。 ということで、選手にとって碌なことはないのである。
井手口がそれで失敗した。 浅野もだ。
選手の負担も大きい。 レンタル先の言語を習得しなければならないし、英語もだ。 頭もよくないのに、無理だろ。
イングランドにいきなり移籍するのは、やめとけと言うのに、まだ行くからなあ。

 まあ、一般論はこれくらいにして、マンCは違約金約1億2千万円を満額払ったという。
マンCにとっては、はした金だろう。 うまくいかなくても、ガンバが買い戻してくれると思ってるだろう。
阿漕な商売をする奴らだ。 3億ぐらいでないと、意味がないと思うんだけどな。
青田買いは、防がないとダメだ。 2年は活躍してからでないと移籍は認めないとしないと、Jリーグの死活問題につながってくると思う。 選手も移籍したいだろうけど、まずJリーグがなければ、そもそもプロサッカー選手になれない。 2年の活躍は日本人の義務だと認識して欲しいね。
プロ野球だと、「国内FA」権を取得するには8シーズン、「海外FA」権を取得するには9シーズンの出場選手登録日数が必要だ。 それでうまく回っている。 サッカーの場合それだと長すぎるので、2,3年ぐらいに設定すべきだね。
もっとも、FIFAが認めてくれないが。 なんか、迂回策を設けるべきだろう。

 さて、食野。
食野は、狭いスペースでボールを持てる優れたドリブラーで、素早く強烈なシュートを打てる、珍しいタイプのFWだ。
ウィングで、スピードに乗ってドリブルを仕掛けるドリブラーは沢山いるけど、狭いスペースでドリブルを仕掛けるのが得意な選手はあまり見かけない。 得点もドリブルからのシュートがほとんどで、異色のFWだ。
Jリーグでも、それだけでFWとして通用するかは、これからだったのに。
中島翔哉みたいに無双のドリブラーを目指すのか、FWとして得点パターンを増やして成長していくのか、とても興味があったし、期待していたのに。
海外だと潰される可能性大だな。 せめてドリブルが許される国、オランダ・ポルトガル・ベルギーに行くべきだな。
ドイツは絶対ダメだ。

東京五輪を控えて、皆チャレンジングになっているのだろう。
東京五輪までこの流れは変わらない。 というか今がラストタイミングかな。

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