勢いストップ森保ジャパン。 日本 1-1 ベネズエラ。

 日本代表は、キリンチャレンジカップで世界ランク29位のベネズエラ代表と対戦した。


日本の出場メンバー。
 GKにシュミット ダニエル、CBに冨安 健洋を使ってきた。
ちょっと驚いた。

 前半から、日本が攻める。
鋭い縦パスから大迫がさばいたり、中島や堂安が素早く前を向いて、攻める。
ただ、そこにベネズエラも激しいチェックを入れて来たので、思うように攻めれない。
日本対策をしてきた感じ。
これは、接戦になるな。
それでも、前半26分、左サイドから中島⇒遠藤⇒南野⇒大迫と縦に細かくつなぎ、最後ゴール前の堂安に流して、堂安がうまく後ろにボールをトラップして、出て来たGKをかわす浮かしたシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れた。
決定機だったんだが。
そして、前半39分、右サイドからのFKを中島がファーサイドに蹴り込み、走り込んだ酒井がハーフボレー気味で合わせて、ゴールに蹴り込んだ。
酒井 宏樹の日本代表初得点だったのが驚き。 それにしても、中島のキックが正確で鋭い。
これも正確なキックを蹴る柴崎を差し置いて、蹴っているからね。
前半は、1-0で終了。

 後半、日本はさらに攻めあぐねる。
それでも、ベネズエラに決定機をあまり作らせていなかったので、このままゼロで抑えるかなと思っていたんだが。
日本は、前線の4枚を交替する。
後半35分、単純な前へのハイボールを跳ね返すが、頭で前に繋がれ、ゴンサレスが収めようとしたところを、後ろから戻った酒井が倒してしまう。 吉田が前にいたので、無理する必要もなかった。
このPKを決められて、1-1の同点。
ここまで、酒井は完璧だった。 右サイドからに攻撃は完全に抑えていたし、ボールを持っても落ち着いて捌いているし、シュートまで決めた。 惚れ惚れするようなプレーぶりだったが、これは判断ミスだったな。 点を決めて、イケイケだったんだろうな。

 この後、日本は勝ち越そうと、積極的に攻めようとするが、縦パスが入らないし、交代で入った選手が素早く前を向くことが出来ない。
先発とのレベルの差を感じざろう得なかった。 原口だけが何とかやれていたが。
後半47分、右サイドから伊東がGKとDFの間に正確なクロスを上げると、飛び出した吉田が豪快なヘディングシュートを決めた。 しかし、オフサイドの判定。
このまま、1-1で終了した。

 日本は勝とうと、それに対してベネズエラは激しく守って、緊迫感のあるいい試合になった。
中島は、違いを見せてはいたが、前回ほどキレキレではなかったな。
南野も繋ぎではそこそこやれていたが、シュートがなかったね。
堂安は着実に巧くて強くなっている。 レギュラー確定だな。
それにしても、取られないドリブルが出来ると、攻撃力が格段にアップするね。
中島・堂安と両サイドからドリブルで仕掛けられるから、攻撃に迫力が出る。
ポストプレーでは世界トップレベルの大迫と組む攻撃陣は、今日は決定力に欠けたけど、破壊力満点だ。

 佐々木は厳しいチェックをしていた。 ただ、ファウルを少なくしたいね。
それに攻められていたのは、佐々木のサイドから。 攻め上がりがない分は、きっちり抑えて欲しい所。
冨安は、やるねえ。 ゴールに押し込まれそうになったボールを掻き出したしね。 20歳でこれだけ出来たら大したもんだ。 
レギュラー奪取もありうる。 べルギーとは言え、欧州でやっている経験値は大きいよ。 
まあ、まだボール扱いの分、三浦がリードしているとは思うが、伸びしろを考えると、どうなるか。
シュミット ダニエルにも少し驚いた。 あんなに足元が巧いとは知らなかった。 東口より巧いかも。
Wikipediaを見たら、中学まで守備的MFをやっていたと書いてあった。 道理で。 それに、なんか面白い略歴だな。
身長:197cm。 そしてあの足元の技術で26歳。 最初、背番号「1」にしたのも、監督の期待の現れだな。

 チームとしては、少し勢いがストップした感じ。
どんなチームにも2点以上取れる勢いがあったが、ベネズエラに激しくディフェンスされて、甘くはないな。
イケイケどんどんで急成長してもいいし、ストップして攻撃の精度や連携を上げる意識を高めてもいい。
心配は全くなし。 それだけ、攻撃に力があるし、伸びしろもあるからね。

 

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