J1の降格争いの勝ち点レベルを分析する。

 J1も残り6節となり、佳境を迎えてきた。
ガンバが今年も降格争いに加わっているので、降格争いの勝ち点レベルがどれくらいになりそうか分析したいと思う。

その前に、偏差値での分析結果、

残り試合数6と同じ勝ち点差までの逆転はありえるので、9位の神戸から下は降格圏内。
今年の降格争いの勝ち点がどれくらいになるか、予想したいと思う。

過去のJ1の平均勝ち点と勝ち点の標準偏差。

シーズン終了後のチームの平均勝ち点は、例年47。
勝ち点の標準偏差は、ばらつきが大きい。
標準偏差が小さいほど、混戦であることを意味する。
去年は、大混戦で、標準偏差は8.8だった。
そして、今年も現時点で標準偏差は9.5と大混戦だ。


偏差値の簡単な説明図を再掲しておく。
勝ち点の平均値ー標準偏差σが、15位と16位の間の勝ち点になる。


例年の15位・16位・17位の勝ち点と勝ち点の平均値Avー標準偏差σ。

Av-σが、15位と16位の勝ち点間にくれば、Av-σが降格争いの勝ち点レベルの予想に使えることになる。
大体、合っていると言えよう。
しかし、混戦になった2012年と2018年は、降格争いの勝ち点レベルがAv-σより3点ほど高くなっている。
今年も混戦になっているので、勝ち点40が降格争いの分岐点になるんじゃないかと予想する。

となると、勝ち点31の湘南と鳥栖は、残り6試合を3勝3敗の5分で行かなければならない。
苦しいだろうな。
松本山雅は、4勝2敗が必要。 かなり苦しい。

このまま行けば、17位:松本山雅、18位・磐田で、16位争いが鳥栖と湘南で今の勢いから言えば、湘南になるのかな。
9位から14位のチームも不調に陥れば、その降格争いに加わってくるという感じかな。

降格争いなんて、今まで大して気にしたこともなかったのに、ガンバの2年連続の降格争いのせいで、真剣に考えるようになったよ。 情けないなあ。

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