長谷部の苦笑い。

 この前の、ベルギー遠征の試合後、長谷部はキャプテンなので、インタビューを受けていた。
そのインタビューの受け答えの中で、長谷部が苦笑いというか自虐的な笑いというか、そういう表情を浮かべかけては、必死に抑えていた。
2試合ともだ。 フランス遠征の試合後でもそうだったかもしれない。
なんか不謹慎にも見えて、その表情が気になっていたのだが。

 そんな時、了戒美子という人の「長谷部誠も苦笑するしかない現状。5月までに代表メンバーができること。」という記事を読んだ。

 質問されれば苦笑い、自ら話を切り出しても苦笑い。チーム、試合、個人すべての話題で“もうお話にならないです”とでも言いたげな苦笑いが終始続いた。中でも、自分で話しながらおかしかったのだろう。
「間違いなく感じているのは個々のレベルアップの必要性。これまでも言ってきたがあらためて厳しい現実を突きつけられた」
 そう言いながら顔をゆがめたのが印象的だった。個のレベルアップはこれまでずっと言われ続けてきたことで、どう考えてもこの3カ月で大きく変化するものではないだろう。だが、そう言葉をチョイスするしかない現状の難しさ。そのことは表情から感じ取れた。

 あの長谷部の苦笑いは、やっぱり、“もうお話にならないです”という意味だったんだな。
ただ、キャプテンで当事者なんだから、他人事みたいな印象を受けたので、どうかな?とも思うんだけど。
しかし、あの長谷部が苦笑いというか自虐的な笑いを浮かべるんだから、日本代表も重症なんだろう。
個々のレベルアップは、全然見られないし、チームの連携もない、ということでいいことが一つもないというのが現状かな。

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