ガンバ、不本意な引分け。  G大阪1-1鳥栖。

 J1第25節、ガンバ大阪はアウェーでサガン鳥栖と対戦した。

 立ち上がりは、鳥栖に攻め込まれたが、ガンバは鳥栖DFラインの裏にロングボールを蹴り出してから、チャンスを量産するようになった。
前半11分、ファンアラーノが左サイドで少しためてから、オーバーラップする黒川へパス、黒川が相手陣深くから正確なクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだダワンがヘディングを放つが、朴一圭のファインセーブに遭う。
前半36分、ファウル気味のカウンターからファンアラーノが中央でタメを作ってからスペースにボールを出すと、駆け上がったIジェバリが運んで、絶妙なタイミングで前方へパスを送ると、内側を駆け上がった食野がダイレクトでシュートを放つも、飛び出した朴一圭にセーブされる。
この二つが決定機だったかな。

他にもチャンスはあったが、決めきれなかった。
朴一圭が当たっていたな。

前半は、0-0で終了。

後半、ガンバの攻めが停滞する。

後半16分、鳥栖の原田がDFラインの背後へロングボールを送ると、長沼が走り勝って、ボールに触ろうとするぎりぎりに、東口が飛び出すが、長沼が上げた足に触りそうで触れず、それがフェイトとなって、東口も触れず、ボールが後ろに流れ、入れ替わった長沼が無人のゴールへボールを流し込んだ。
あっけない点の取られ方。
攻めても攻めても点を取れないと、えてしてこういう点の取られ方をするもの。

その後、ポヤトス監督は、中野、宇佐美、山見、石毛、武蔵と次々に交代カードを切る。
珍しく、ポヤトス監督がいい采配をした。 
宇佐美はFWとして機能出来ていなくて、攻めは停滞したけど、それでも強引に攻撃的選手を投入した。

そしてそれが実る。 もうダメかと思ったロスタイム、山本が自陣から大きくクリアすると、鈴木がヘディングで競り勝って前方へそらしたのを、山見が競り勝ってボールを拾うと、前へドリブル、GKとの1対1でゴール右隅に流し込んだ。 本当に右隅で、当たっている朴を交わす素晴らしいゴールだった。 ファンアラーノを右から走り込んでいて、そちらにパスを出すかなと思ったけど、自分で勝負したね。 後のインタビューを聞くと、凄く気合が入っていたのがわかる。
山見は、ホント見所のある選手で、ウィングにうってつけと思うんだけど、ずっとベンチにも入れてなかったからねえ。 さすがにこの得点で、今後試合に出れるだろう。 守備が軽いから使われてなかったのかな。

劇的ゴールで追いついて、よくやったという感じなんだけど、試合内容は前半に点を取ってたら、勝てた試合だったな。 今は勝ち負けより、試合内容を見てるから、カリカリしないけど。

Iジェバリは、もっと素早くシュートを打てんもんかね。 シュート動作が遅いもんだから、相手DFにほとんどシュートブロックされてしまう。 もうちょっとアジリティがあったら、得点も増えると思うんだけどなあ。 まあ、ポストプレーが素晴らしいから、あれでアジリティもあったら、Jに来てないんだろうけど。

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