「Pitapa」が10月1日よりJR西日本でも使えるようになっている。
使えるようになるという話が出ていたのは知っていたけど、既に使えるようになっていたとは。
大阪の地下鉄や私鉄は「Pitapa」、JR西日本では「ICOCA」と分かれている。
「Pitapa」は「ポストペイ(後払い)」、「ICOCA」は「プリペイ(先払い)」で決定的にシステムが違っていたので、なかなか相互乗り入れが出来なかった。 それがやっと出来る。
自分はほとんどPitapaを使っているので、そこまで不便を感じていなかったけど、京都駅近辺に行く時には「ICOCA」を使っていた。
いつも財布に入れている訳ではないので、出かける時に忘れないようにするのが少し面倒だった。
それが、解消されるのはありがたい。
さらに、JR西日本の割引サービスもPitapa利用に適用されている。
「PiTaPa」カードでの1か月間(1日から月末まで)の利用実績に応じて、「時間帯指定割引」と「利用回数割引」が設定されます。これらの事前登録は不要です。
「時間帯指定割引」はJR京都線、JR神戸線、JR宝塚線の指定区間で、平日10時~17時や土休日の利用回数が指定区間グループ内で4回以上になる場合、4回目以降の利用1回ごとに、その区間の運賃の30%または50%を割引します。
「利用回数割引」は「JR西日本ポストペイエリア」内の各駅相互間で同一運賃区間を11回以上利用すると、11回目以降の利用1回ごとに、その区間の運賃の10%を割引します。
こんな割引きがあったんだな。 関係ないけど。
PiTaPaにも歴史を感じるなあ。
昔、阪急でラガールカードというのがあった。
それが、阪神電気鉄道、大阪市交通局、北大阪急行電鉄にも拡張対応させ、1996年から「スルッとKANSAI」の統一名称になった。
大阪地下鉄は、「レインボーカード」という名前だったな。
2004年からは非接触型ICカード「PiTaPa」が導入された。
一方、「ICOCA」は2003年から運用が開始された。
「ICOCA」の方が先だったんだなあ。
それから15年、やっとこさ相互乗り入れが出来るようになった。
ちょっと時間がかかり過ぎだな。