WBC日本代表の優勝の余韻に浸る。

 実に8カ月ぶりの投稿。
一度途絶えると、なかなか書く気になれなくて。
WBC日本代表の優勝でテンション上がって、書こうと思えど書けず。
後で振り返れるよう遅まきながら、さすがに書くことにした。

1次リーグから全試合見た。

日本8 – 1 中国
日本13 – 4 韓国
日本10 – 2 チェコ
オーストラリア1 – 7 日本

と、全試合日本の完勝だったんだけど、韓国戦とチェコ戦は逆転勝ちで、少し心配した。
特に韓国戦はダルビッシュで3点先制されて、相手投手も良かったもんだから。 しかし、打線も2巡目に入ったら、きっちり捉えた。 終わってみれば、実力通りの結果になった。

そしてトーナメントに入って、
準々決勝
日本9 – 3 イタリア

先発の大谷が1球1球大声を上げながら、投球するのに驚いた。 凄い気合が入っていた。
エンジェルスでは、ピンチで声を上げてたけど、最初から声を上げるとは。
それでも、5回に2点取られたのには驚いた。
後で、調整不足が効いたのに気付いた。
終わってみれば、完勝だった。

準決勝
日本6 – 5 メキシコ
この試合は、痺れたね。
先発の佐々木朗希が、3回まで抑えてたんだけど、4回に3ランを打たれた。
まあ、実力かもしれないけど、シーズン前では、4回もたないんだな。
サンドバルのピッチングが良くて、日本は6回まで無得点。
しかし、7回裏に吉田正尚が技ありの3ランで同点に追いついた。
あのバッティングは凄かった。 低めの変化球を掬い上げて、ファウルにせずにスタンドに放り込んだからねえ。
しかし、同点に追いついたにもかかわらず、すぐさま8回表に2点を取られた。
しかも、山本由伸が打たれたんだからねえ。 試合の流れとしては、最悪だった。 負けパターンだったね。
しかし、日本代表は国際試合で数々の接戦を物にしてきた。 凄い勝負強さを示してきたんだよなあ。
なんだろなあ、あれは。 選手達は若い頃、高校野球で負けられないトーナメントを数多く経験してきたからだと思ってるんだけど。
そして、9回裏、先頭の大谷翔平がツーベースで出塁。 セカンドベースで吼えてた。
吉田正尚がフォアボールで、無死1・2塁。
ここで、大不振の村上宗隆。 どうなんだろう?と思ったけど、甘い球が入って来て、センターに痛烈に打ち返した。 センターの頭を超えたのを、代走の周東が物凄い速さでベースを駆け抜けて、大逆転勝ち。
凄かった。

そして、
決勝
日本3 – 2 アメリカ

ここまで、試合を見て来て、シーズン前なので、ピッチャーは全力投球をすると、打者1巡目までしかもたないことを確信した。 だから、先発と第2先発は2回まで、後のリリーフは1回ずつにすべきだと思った。
キャッチャーは、甲斐ではなく、中村悠平を使うべきと思った。 甲斐がとても雑なバッティングをしていたのが、目に余ったからね。 栗山英樹監督は、そうしてきたね。 さすがだなと思ったよ。

T.ターナーが2回表に先制ソロホームラン。 絶好調の選手が3試合連続かな?決勝でも打ったのに驚いたね。 ホームランバッターじゃないのに。
しかし、日本はその裏すかさず、村上宗隆が、豪快なホームランで同点。 メジャー級のパワーを見せたね。
そしてもう1点取って、逆転した。
さらに4回裏に、岡本和真がソロホームランを打って、突き放した。

この後、日本は矢継ぎ早の継投策に打って出た。
試合を分けたのは、7回表のアメリカの攻撃。 ピッチャーは大勢。 無死1・2塁でトラウト。
何球目だったか、インコースのボールがトラウトのグリップエンドに当たった。 その時はデッドボールに見えたんだけどね。 トラウトがデッドボールを主張したら、デッドボールと判定されたと思う。 しかし、トラウトは打つ気満々だったんだろう。 デッドボールのふりをしなかった。 だから、審判はファウルと判定した。
これが、勝負の分かれ目だった。 その後、トラウトはアウトになり無得点となった。

8回、ダルビッシュが出て来た時は、心配したけどね。 どう見ても、調整不足で調子悪かったから。
案の定、K.シュワーバーにファウルで粘られて、ソロホームランを打たれた。 打ったシュワーバーも調子良くないように見えたけど、何とか粘ってホームランにしたのはさすがだったね。
その後、ヒットも打たれたけど、何とか抑えた。

そして、9回表、大谷翔平が出て来た。
先頭打者を際どいボールで歩かせたけど、次のベッツを2ゴロダブルプレー。
そして、クライマックス、トラウトに回って来て、スイーパーで空振り三振に打ち取った。
何というドラマだろう。
最後の最後、日米を代表する、同じエンジェルスの同僚が最後に相対する。 こんなのないだろう。
全ての野球ファンが望んだ対戦。 それが実現するなんて。
そして、貫禄の違いを見せつけて、大谷が勝った。
大興奮だね。 本当に凄かった。

その後もず~っと見てたよ。

選手達も帰国してきて、色々エピソードが聞けて面白かったね。
一番は、決勝の試合前の大谷翔平の声掛け。
「僕からは、ひとつだけ。 憧れるのをやめましょう。 ・・・ トップになるために来たんで。 勝つことだけ考えて行きましょう。 さあ、いこう」
痺れたねえ。 

今は、エンジェルスの試合を楽しんでる。
エンジェルスのチームの分析をしてるぐらいだから。

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