米国のアーリーリタイアの強者達「Fire」。

 今、米国で40歳でリタイアを狙う米国の若者達が増えているらしい。
「FIRE」と呼ばれている。 なんか猛々しい感じだが、
「Financial Independence, Retire Early」(FIRE=経済的自立と早期退職)の略。
「FIRE」というコンセプト に特化したオンラインフォーラム は5万人以上のフォロワーがいるそうだ。
FIREの支持者はミレニアル世代や、ジェネレーションX のうち比較的若い世代が中心。 彼らは大卒で、平均以上の収入があり、退職に向けて独自の取り組みを行う規律を身につけている。 一部の人は収入の4分の3を貯蓄に回しているが、これは一般的な推奨貯蓄率の5倍に相当する。

 ある人は、40歳でリタイアするために2020年までに200万ドル(約2億2600万円)を貯める目標を立てている。 それには、税引き後所得の約70%を貯蓄に回し、 生活のあらゆる分野に厳格な支出上限を設けている。
例えば、食費を月75ドル前後に抑えている。
それで、38歳現在、すでに150万ドル貯蓄できているそうだ。 もう十分なような気がするが。

 日本の慎ましいアリリタと違って、過激だな。
40歳でリタイアするのに、2億2600万円も必要なのか。 これだけあれば、優雅なアリリタ生活が送れる。
引退後は、1年の内10か月は、2万5千ドルを使ってAirbnbを使った世界旅行に出かけ、残り2カ月は友人や家族の元を訪れる計画だそうだ。

何か凄いポジティブだな。
若い内は、出来るだけ遊ばず倹約して、40歳以降は遊んで暮らそうという思想。
日本の大卒サラリーマンの生涯賃金が2億8千万円なのに、それを40歳で2億2600万円も貯めようというんだからなあ。
若い内に遊んだ方がいいような気がするんだが。

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