映画「この世界の片隅に」 監督:片渕須直

 映画「この世界の片隅に」を見てきた。
監督:片渕須直、原作:こうの史代である。
2016年、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストワン及び監督賞などを受賞している。
こうの史代のマンガには、一時期嵌っていた。
夕凪の街・桜の国」にとても感動したからだ。
涙なしには、読めないマンガ。 日本人の心を詠ったマンガ。
「この世界の片隅に」も上巻を読んで、その感想をこのブログに書いている
久し振りに読んだら、絶賛しているね。
しかし、中巻の販売を待っている間に忘れてしまったようで、中・下巻はまだ読んでいない。

 さて、映画であるが、ぼんやりで、天然な少女「すず」が見初められて結婚し、軍港「呉」で戦中を暮らしていく物語である。
映画は、とても原作のマンガに忠実に、マンガの魅力をアニメに再現するように作られている。
マンガの魅力であった、料理、洗濯、お裁縫そういう日常生活の家事を丁寧に積み重ねて描いていた。
そして、マンガでは白黒なのが、アニメでは色彩を施されるのだが、正に原作のイメージそのままで、何の違和感も感じなかった。

 映画は、終盤「すず」に悲劇を負わせる。
こうの史代は、こういうことにしたんだ。
それに少し驚いた。

 映画は、絵を描くことへの愛着にも溢れていた。

これは、すずが水原さんの代わりに描いた港の風景の場面。 絶品。
白波がウサギが跳ねているよう、だから、ウサギ。

 映画はとても良かった。
原作がとても素晴らしいから、映画も素晴らしくなったんだと思う。

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