堂満岳 (3) ~まとめ :シャクナゲが満開の中を歩く~

 滋賀県の比良山系の堂満岳1057mに登った(2019/05/16)。

京都東ICから、湖西道路で北へ、志賀ICで降りて、322号線で西へ、イン谷口を過ぎてすぐの道路脇の駐車場に車を停めた。

ルートは、イン谷口を過ぎて別荘地を抜けて、ノタノホリへ、沢沿いから尾根に上がって、尾根を登って、堂満岳頂上へ。
北に東レ新道を下って、金糞峠へ、シャクナゲ尾根を登り返して、北比良峠へ、そこから南東にダケ道を下って、大山口へ、後は道路を下って、イン谷口へ。


イン谷口の先にある道路脇の駐車場。

イン谷口に戻って、橋を渡る。

自然林の中を歩いて行くと、

ここを右に曲がる。

左へ。

道路に出て、右へ。

別荘地を通り抜けて、ここを左に登っていく。

つづら折りに登っていく。

ここを右に登っていく。
左手には天神山への登り口がある。

えぐれた道を登っていく。

ノタノホリに出た。

なんのことはない池だけど、この池の中の草の浮島が鮮やか。
池の右手を進んでいく。

ここを右へ。

山腹の植林の中を緩やかに登っていく。

やがて沢沿いに登っていく。

ここで沢を離れ右手に登っていく。

風格のある木の傍を通り抜けていく。

尾根に出た。 左に登っていく。

自然林の中を登っていく。

岩稜の脇を登る。

ブナ林を登っていく。

ちょっと急登を登ると、

シャクナゲの林になり、

堂満岳山頂に出た。

琵琶湖が目の前に広がっている。

北小松方面。

ここで昼飯。


西に進むと、シャクナゲの林になっている。

シャクナゲは山中では派手な花だね。

低木の中を進む。 気持ちがいいね。

展望が開けるところに出た。
正面が武奈ヶ岳。 中央下に見える鞍部が金糞峠。 これからあそこに下って行く。
そして、右手に尾根を登っていく。

武奈ヶ岳の右奥に蛇谷ヶ峰が見える。

さらに右手に釈迦岳。
手前の尾根がダケ道。 そこを下って行く予定。

下って行く。

ここを右へ。

東レ新道を下って行く。 ところどころシャクナゲが咲いている。

振り返ると、堂満岳が見える。

気持ちの良い新緑の道。

ここら辺りの左手にシロヤシオが咲いていた。

金糞峠に到着。
まっすぐ登り返していく。

シャクナゲの道を登っていく。

シャクナゲが咲いている。

さらに登っていくと、

建物がある所に出た。
そのまま進む。

右下にだだっ広い北比良峠が見える。

北比良峠。
左手には武奈ヶ岳が間地かに見える。

右手には琵琶湖が見える。
手前に松木内湖、対岸に長命寺山が見える。

振り返ると、右手から下って来たのだが、左手から下る。

右へ。

ここも右へ。

稜線を下って行く。

植林の中に入っていく。

カモシカ台。 見晴らしはないけど。

下って行くと、

大山口手前の沢。 ここで顔を洗う。気持ちがいい。

すぐで、大山口に出た。 振り返って撮った写真。

道路を下って行くと、イン谷口に出た。 左へ少しで駐車場にもどった。

頂上でシャクナゲが満開で楽しめた。
シロヤシオやベニドウダンが咲き始めだったが、見れたのも満足。
新緑が爽快で、楽しめた山歩きだった。


今回の堂満岳 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場9:45 → 10:30ノタノホリ10:35 → 尾根出会い11:30 → 12:20堂満岳頂上12:45 → 13:35金糞峠13:40 → 14:20北比良峠14:35 → 15:50大山口16:00 → 駐車場16:20

堂満岳 で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


フジにからまれるクリ(地点A)。

縦により長く裂け、平滑面が広く残るクリの樹皮。

細長い葉で、鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。


フジの花。

・タカノツメ(地点B)。

白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。

三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。

短枝の先に散形花序をだし、小さな黄緑色の花を多数つける。

・チドリノキ(地点C)。

樹皮は暗褐色〜灰色で皮目が点在し、若木ではなめらかだが、成木では縦裂するチドリノキの樹皮。

対性で、平行する18〜25対の脈があり、鋭い重鋸歯があるチドリノキの葉。 

・モミ

白っぽく平滑なモミの樹皮。
葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ
葉先が二叉なので、モミ。 葉先は二又で尖る。
気孔帯は緑白色で目立たない、モミの葉。
枝が斜上する三角樹形のモミ。

・ヤマツツジ

ヤマツツジの樹皮。

卵型~楕円形のヤマツツジの葉。
枝先に集まる。 葉裏脈上や葉柄に剛毛が多い。

朱色で雄しべ5本のヤマツツジの花。

イワカガミ(地点D)。

・ブナ

ブナの灰色で平滑の樹皮。

葉の縁が波形のブナの葉。 葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。 葉裏の毛が少ない。




色々な場所のシャクナゲ(地点E)。
色とりどりなのが印象に残った。 珍しいんじゃないかな。

・シロヤシオ(地点F)。

網目状にはがれるシロヤシオの樹皮。

枝先に5枚の葉が束生するシロヤシオの葉。
葉先が鈍く、腺がある。
アカヤシオと似るが、葉縁や葉柄の毛が短い。

白いシロヤシオの花。
シロヤシオの群落だったが、咲いているのはこれくらいだった。
あと、金糞峠手前でも咲いていた。

・シロモジ(地点G)。

灰褐色で平滑、小さい円形の皮目が多い、シロモジの樹皮。

3裂で切れ込みの基部に丸い隙間があるシロモジの葉。

葉芽の両側又はそのまわりに数個つく黄色の小さなシロモジの花。

・ベニドウダン

褐色で、平滑で皮目が多いベニドウダンの樹皮。

葉柄が短めで、鋸歯が目立つベニドウダンの葉。

朱紅色で、広鐘形のベニドウダンの花。
咲き始め。 咲いていないか、探しながら歩いていたら、見つけた。

キレンゲツツジ(地点H)。
少し離れた道路脇につつじみたいな木に黄色い花を見つけて、なんだこれは?と写真を撮った。
多分、植栽だろうな。

キレンゲツツジの樹皮。

キレンゲツツジの葉。

大ぶりなキレンゲツツジの黄色い花。

・クリ(地点I)。
枝を広げて、立派な木だ。

普通、縦により長く裂けるのだが、まだ裂けていない、クリの樹皮。

鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。
クリの花がこれから咲こうとしている。

・タニウツギ

縦に浅く裂けるタニウツギの樹皮。

葉脈は凹み、裏全体に白毛が密生し、白っぽく見えるタニウツギの葉。

ピンク色のタニウツギの花。

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