堂満岳 (2) ~コースと樹木~

 堂満岳 の登山記の続きです。


今回の堂満岳 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場9:45 → 10:30ノタノホリ10:35 → 尾根出会い11:30 → 12:20堂満岳頂上12:45 → 13:35金糞峠13:40 → 14:20北比良峠14:35 → 15:50大山口16:00 → 駐車場16:20

堂満岳 で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


フジにからまれるクリ(地点A)。

縦により長く裂け、平滑面が広く残るクリの樹皮。

細長い葉で、鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。


フジの花。

・タカノツメ(地点B)。

白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。

三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。

短枝の先に散形花序をだし、小さな黄緑色の花を多数つける。

・チドリノキ(地点C)。

樹皮は暗褐色〜灰色で皮目が点在し、若木ではなめらかだが、成木では縦裂するチドリノキの樹皮。

対性で、平行する18〜25対の脈があり、鋭い重鋸歯があるチドリノキの葉。 

・モミ

白っぽく平滑なモミの樹皮。
葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ
葉先が二叉なので、モミ。 葉先は二又で尖る。
気孔帯は緑白色で目立たない、モミの葉。
枝が斜上する三角樹形のモミ。

・ヤマツツジ

ヤマツツジの樹皮。

卵型~楕円形のヤマツツジの葉。
枝先に集まる。 葉裏脈上や葉柄に剛毛が多い。

朱色で雄しべ5本のヤマツツジの花。

イワカガミ(地点D)。

・ブナ

ブナの灰色で平滑の樹皮。

葉の縁が波形のブナの葉。 葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。 葉裏の毛が少ない。




色々な場所のシャクナゲ(地点E)。
色とりどりなのが印象に残った。 珍しいんじゃないかな。

・シロヤシオ(地点F)。

網目状にはがれるシロヤシオの樹皮。

枝先に5枚の葉が束生するシロヤシオの葉。
葉先が鈍く、腺がある。
アカヤシオと似るが、葉縁や葉柄の毛が短い。

白いシロヤシオの花。
シロヤシオの群落だったが、咲いているのはこれくらいだった。
あと、金糞峠手前でも咲いていた。

・シロモジ(地点G)。

灰褐色で平滑、小さい円形の皮目が多い、シロモジの樹皮。

3裂で切れ込みの基部に丸い隙間があるシロモジの葉。

葉芽の両側又はそのまわりに数個つく黄色の小さなシロモジの花。

・ベニドウダン

褐色で、平滑で皮目が多いベニドウダンの樹皮。

葉柄が短めで、鋸歯が目立つベニドウダンの葉。

朱紅色で、広鐘形のベニドウダンの花。
咲き始め。 咲いていないか、探しながら歩いていたら、見つけた。

キレンゲツツジ(地点H)。
少し離れた道路脇につつじみたいな木に黄色い花を見つけて、なんだこれは?と写真を撮った。
多分、植栽だろうな。

キレンゲツツジの樹皮。

キレンゲツツジの葉。

大ぶりなキレンゲツツジの黄色い花。

・クリ(地点I)。
枝を広げて、立派な木だ。

普通、縦により長く裂けるのだが、まだ裂けていない、クリの樹皮。

鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。
クリの花がこれから咲こうとしている。

・タニウツギ

縦に浅く裂けるタニウツギの樹皮。

葉脈は凹み、裏全体に白毛が密生し、白っぽく見えるタニウツギの葉。

ピンク色のタニウツギの花。

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