長野県と山梨県にまたがる、八ヶ岳も、赤岳展望荘に泊まって2日目。素晴らしい日の出と朝焼けを楽しんだ後、食事をして、少し時間を経てから出発した。少しがれた登りを上がって、赤岳に到着。昨日とはうってかわって晴れたため、素晴らしい絶景が広がっていた。富士山、甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、槍ヶ岳と大パノラマである。今までのベストの眺望だった。しばし堪能した後、赤岳展望荘に下る。そのまま、横岳に向かう。尾根の両側に広がる景色を楽しみながら進んでいく。いくつかのピークを越えて、横岳に到着。眼下に迫力ある岩、大同心が突き出ている。北には、なだらかな硫黄岳が見える。横岳を下るのは、少し険しいが、そこを過ぎると、なだらかになる。硫黄山荘を
でトイレ休憩し、なだらかな登りを進むと、平らな硫黄岳のピークに到着。北側は、噴火跡で急峻に削れ落ちている。振り返ると、目の前に、阿弥陀岳、赤岳、横岳がでんと聳えている。赤岳は、その赤い岩肌で、その名前に納得する。この連山を目の前に、寝転がって休憩する。時間はたっぷりあるので、急ぐ必要はない。山荘一泊すると、ゆったりとした山登りができる。それにしても変化に富んだコースである。赤岳の大パノラマ、横岳の岩稜歩き、そしてなだらかな硫黄岳と眼前に広がる阿弥陀岳、赤岳、横岳の連なり、大満足だった。下山することにする。赤岩の頭を通り過ぎ、つづら折りの道を辛抱強く下っていって、赤岳鉱泉に到着。物凄く暑い。うだるようである。ここから北沢のなだらかな道を下っていく。緑のヤナギの感じがいい。上高地のヤナギには負けるが、なかなかいい。ヤナギも近頃みなくなったからなあ。暑さに疲れて果て、なかなか進まないが、やっと堰堤に到着。ここから林道である。ここからがまた長かった。
(コースタイム)
赤岳展望荘6:30 → 7:05赤岳7:30 → 8:00赤岳展望荘 → 9:35横岳10:05 → 10:45硫黄山荘10:55 → 11:20硫黄岳11:50 → 12:10赤岩の頭 → 13:30赤岳鉱泉13:50 → 15:00堰堤 → 15:55美農戸山荘
赤岳頂上 赤岳から富士山
赤岳から東方 赤岳から南牧村
赤岳から硫黄岳 赤岳から槍ヶ岳
赤岳から南アルプス 赤岳から木曽駒ヶ岳
赤岳から御嶽山 赤岳から横岳
尾根から赤岳と展望荘 横岳から大同心
横岳から硫黄岳 横岳から赤岳、阿弥陀岳
横岳を振り返る 尾根から硫黄岳
尾根から横岳、赤岳、阿弥陀岳 硫黄岳の火口壁
硫黄岳から根石岳、天狗岳 北沢とヤナギ