数日前、大阪城公園の梅林に梅見に行った。
大阪城なんて、何十年ぶりだろう。
森の宮から歩いてきて、ここは雁木坂。
坂の上から、梅林を見渡せる。
結構、広い。
まばらに見えるが、ほどよく離して、植えられているようだ。
梅林の中に入ると、こんな感じ。
紅い梅やら、
白い梅やら。
平日なのに、人が多い。 天気がいいからなあ。
少し汗をかくぐらいだった。
ぴんと伸びた枝が美しい。
そして、その枝に数珠つなぎに花が咲いている。
広重の浮世絵、「名所江戸百景・亀戸梅屋舗」を思い出した。
四方八方に枝が伸びている。
しだれ柳ならぬ、しだれ梅とでも言えようか。
なんと、梅にウグイスが。
花札の世界だけかと思っていたら、ほんとにウグイスは梅にくるんだな。
けど、ネットで調べてみたら、メジロだった。
鶯色なので、ウグイスだと思っていたら、メジロは鶯色をしている。
なんだか、がっかり。 メジロは、蜜が大好きなようだ。
どうりで、鳴いていなかった。
こちらには、2匹もいる。
この期に及んで気付いたのだが、梅に葉がない。
花が咲くころには、葉を落としているのか。
これも調べてみたら、葉より先に花を咲かせる。
早春に咲く木に多いそうだ。
大阪城をバックに1枚。
この紅い梅の姿が、とても美しく見えた。
凛々しさを感じる。
梅のつぼみもいいもんだ。