サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦、G大阪は広州恒大(中国)と万博で戦った。
アウェーの第一戦は1-2で負けているので、勝たなければならない試合。
攻撃陣の先発は、パトリック、倉田、阿部、二川で、宇佐美がベンチスタートという驚きの布陣。
4日前に、浦和と激闘したばかりで、疲労を考慮せざろうえなかったということだろう。
前半は0―0。
ガンバが支配した。
プレスが良かったからだろう。
この時は、後半相手が疲れて、1点取れればOKと余裕で見ていた。
相手は、カウンターからのミドルシュートのみ。
といっても、シュートは強烈だったが。
期待の二川は、時々センスのあるパスを出していたが、トラップ等のミスが多くて、できが良くなかった。
二川の役目は、パトリックに決定的なパスを二・三本出すということだったはずだが、なかったな。
後半から、二川に代えて、宇佐美投入か、と見ていたら、そのままのメンバーだった。
その内、阿部の不出来ぶりが目に付いてきた。
二川と阿部の同時交代かと見ていたら、後半15分に阿部に代えて宇佐美を投入した。
さすが、宇佐美。
自ら鋭いミドルシュートを打ったり、攻撃のリズムを作りだした。
何度かチャンスがあったが、決定的と言えるチャンスはなかった。
その内、攻め手がなくなり、ゲームセット。
0-0の引き分け。
ガンバのACL敗退が決まった。
広州の固い守備を攻略するには、前半から宇佐美が出てないとダメだったな。
後半、丹羽と岩下からのパスの受けての顔出しが少なかった。
二人が困っていた。
ボランチ含むMFの動きが少なかったということだろう。
敗因は、疲労。
よりによって、浦和との試合から中4日は、ないよ。
浦和との試合を捨てたらと思っていたけど、よくよく考えたら、3位以内に入らないと、来年のACLに出れないから、しょうがない。
長谷川監督は、よく選手を使い回して戦っていると思う。
けど、ACLも勝とうと思ったら、もう少しサブの選手のレベルを上げないと苦しいなあ。
それもサブの選手でリーグ戦を戦えるくらいに。
今年一番の楽しみが終わってしまったよ。
残念。