なでしこジャパン、2-5で米国に完敗で準優勝。

 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会、女子日本代表のなでしこジャパンは、決勝で2-5で米国に完敗した。

 今朝も、目覚ましを8時にかけてたのだが、30分前に目が覚めた。
ネットを見ると、ギリシャが住民投票でEUの再建策国民投票で否決したニュースを見た。
なんだか、朝からいや~な感じ。

 さて、試合だが、アメリカが試合開始から攻撃をしかけてきた。
そしてCKを取った。
前半2分だった。
CKは、意表を突く低いグラウンダーの速いボール。
そのボールに、素早く突っ込んだMFロイドが合わせて、先制ゴール。
見事なゴールだった。
背の低い日本は、背の高い米国のハイボールを警戒していた。
その意表をついた、技ありのゴール。
誰が考えたか知らないが、見事な策だ。
これに、チームはショックをくらった。
さらに、前半4分、またもCK。
今度は、高いボールかなと思ったら、またもや低いグラウンダーのボール。
これに対応できず、MFロイドが2点目のゴール。
これも作戦だろうか?選手の判断だろうか?
このショックはでかすぎた。

集中力が切れたのだろう、14分には、DF岩清水のクリアミスをMFホリデーが右足ボレーシュート、16分にはハーフウェーライン付近からロイドがロングシュートを決められた。
これで、勝負は決まった。
手を緩めず、一気呵成に攻めた見事なアメリカの攻撃だった。
これは、褒めるしかないだろう。
ただ4点目のゴールは、GK海堀がボールに触っていただけに、ボールをはじき出してほしかったね。

しかし、前半27分、MF川澄のクロスを受けたFW大儀見が体を回転させて左足を振り抜きゴール左隅へ一撃。
さすが、大儀見というゴールだった。
外人相手にも前線で体を張れる力を身に付けた大儀見の4年間の成長が凝縮されたゴールだった。
これが反撃ののろしとなった。
33分にはDF岩清水に代えてMF澤を投入。
落ち着きを取り戻すのと活性化を図った。
良かったと思う。

 後半7分に、クロスを澤が競り合い、オウンゴールで2点目。
後半早い時間で、2点差に迫ったので、もしかしたらイケるかもと思ったら、わずか2分後に5点目を取られた。
これでは、どうしようもない。
万事休す。
このまま、試合終了。
しかし、最後まであきらめずに点を取りにいった、なでしこの姿は良かった。
その点、男子はW杯でもろかった。
女子の方が、精神力は強いよ。

 まあ、最初のCKの2点で決まった試合だった。
米国の作戦勝ちだ。
それが嵌ってしまった。
1点目はしょうがないとしても、2点目を防ぐ修正力がほしかったが、わずか2分後だから、無理もない部分もある。

準優勝。
大会前の予想からすれば、よくやったと言える。
しかし、大会を見て、各個人のレベルの高さ、そしてまとまりの良さから考えて、なでしこ史上最強だったと思うので、優勝できなかったのは、残念だ。
今大会のチームが恐らくピークだろうなあ。

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