日本代表、辛うじてマリと分ける。 日本1-1マリ。

 日本代表は、ベルギーで国際親善試合を行い、マリ代表と対戦した。
仮想セネガルだ。
ドリブルのキープ力があるし、アフリカ特有の足が伸びてくるプレーに苦しめられたし、スケールの小さい仮想セネガルになったんじゃないかな。


出場メンバー。
宇賀神の右SBには驚いたね。 選ばれただけでも驚きなのに、右で使うとは。
怪我人続出なのでしょうがない所もあるが、酒井高徳だろう。

 出だしは、互角の戦いだった。
前半9分、マリのFWが、後方からのスルーパスに抜け出し、危なかったが、中村航輔が見事にセーブして、決定的ピンチを防いだ。
日本も宇佐美の左サイドからチャンスを作っていたが、決めきれなかった。
前半33分 、大島が足を痛めて山口蛍と交代。
大島は守備が良くなっていて、やれるじゃないかと思いだした矢先の怪我で、これが痛かった。
そして、前半42分、宇賀神がボールを蹴ろうとして、PA内で相手選手を蹴ってしまい、PKを与えてしまって、PKを決められてしまう。
宇賀神なんか選ぶからだよ。 結果的に、試合をぶち壊してしまった。
前半は、0-1で終了。
森岡が、消えていて、タクトを揮う選手がいなかった。

 後半は、攻め手に欠いた。
選手交代をして、攻めようとするが、ダメ。
マリが後半15分、33分に大量に選手交代してから、少し攻めれるようになったが、冴えない攻めだ。
引き分けかと思った、後半49分、三竿がこぼれ球をGKの頭を越そうとしたシュートを放つ。
それが、丁度ゴール前にいた中島の所へ行き、ダイレクトで蹴り込んだ。
辛うじて、同点に追いついて、試合終了。

 酷い試合だった。
まず、マリが大量にメンバー交代しなかったら、負けていただろう。
攻撃が冴えなかった。
後半特にCBが縦にロングボールを入れるのが、攻撃の起点になっていたけど、昌子のパスの精度が低すぎて、話にならない。
槙野はもっとダメだし。
CB昌子のロングボールを攻撃の起点にするなんて、論外だよ。 吉田麻也ならまだしも。
ま、大島の抜けたのが痛かったのだけど。
しかし、それならトップ下に何とかボールを入れて、攻撃を組み立てるようにしないと。
森岡はダメだね。 守備は全然ダメだし、かといって攻撃センスも凄くいいわけでもない。
ハリルホジッチは、攻撃をどうするつもりなのだろう。
井手口がいなければ、4-1-2-3は無理だ。
4-2-3-1なら、トップ下はパサーが必要だと思うんだけどね。
前に飛び出るというよりは、下がって、ボールを受けるタイプの。
ボランチが長谷部と山口蛍の守備的な場合だけど。
清武がいいんだけど、もう無理だろうな。
本田を試して欲しいんだけど、ハリルホジッチにその気は全くないみたいだ。
次は、柴崎岳を使うのかな。
4-2-3-1なら、攻撃を組み立てる選手が絶対必要だ。
4-1-2-3なら、井手口・山口蛍のインサイドハーフがボールを奪うことが、すなわち攻撃の起点になるから、必要ないんだけど。

 あと、左ウィングに、原口・乾・宇佐美・中島翔也と攻撃的才能に溢れた選手がかたまってしまって、勿体ない。
宇佐美は、ドイツで右ウィングをやっているんだから、右ウィングでテストしてみたらいいのに。

 後半、3人で取り囲んでもボールを取れずに、マリの選手にドリブルで抜け出されたプレーが何度かあった。
あれは、酷い。 ボール奪取力のなさを露呈してしまったね。
大迫以外の前の選手は全然ダメだよ。 特に森岡がダメ。 守備をする気が全然ないんじゃないか。
原口だけだね。 今回は出てなかったけど。
宇佐美は調子を取り戻したみたいだね。 守備の成長も期待してたんだけど、相変わらずだ。

 兎に角、全く希望の持てない試合だった。
ハリルホジッチも頭を抱えていたようだった。 あんたのせいだけど。
しかし、今までのハリルホジッチはこういう試合を見せられると、がっと選手を変えてくる。
ウクライナ戦は、かなり選手を変えてきそうな気がする。

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