なでしこ、積極的に攻めて勝つ。 日本2-1スコットランド。

 FIFA女子ワールドカップ2019 D組第2節、なでしこジャパンは、スコットランド女子代表と対戦した。


日本の出場メンバー。
怪我の長谷川に代えて、遠藤を起用。 市瀬も使ってきた、当然だな。

立ち上がりから、なでしこは、前からプレスをかけ、積極的に攻めに出た。
それが、実る。
前半23分、PA手前でクリアを拾った遠藤が、股下のパスを岩渕に通す。 岩渕はためらわずに右足を振りぬく。 ボールはGKの頭上を越えてネットに突き刺さった。 日本が先制。
さらに、前半36分、右サイドの低い位置から清水が裏にロングボールを入れると、抜け出そうとした菅澤が肩に手をかけられて倒され、PKを獲得する。 これを菅澤が決めて、2-0。
これは、イケそうと思えた。
前半は、このまま終了。

後半も同じペース。
後半13分、ボールをつないで、最後、中島がドリブルで持ち込んで、左足でシュート。 GKのファインセーブに阻れる。
惜しかった。 決めると思ったけどな。 中島はこのチームで一番シュートが正確だと思う。
後半15分、スコットランドが左ウィングの選手を投入してしばらくしてから、裏やサイドへのロングボールを増やしてきて、日本が押し込まれ出す。
しかし、2度ほど、最後の1対1を市瀬が潰す。
さすが市瀬、守りの殊勲選手だなと思ったら、後半43分、その市瀬が、相手の寄せを交わして少し前に出てから、斜め後ろにバックパス、これがフリーの相手へのパスになり、ミドルシュートを打たれ、決められてしまう。 2-1。
大チョンボ。 まさか、相手があそこにいるとは、思わなかったのかもしれない。 だから、あまり見ずに出してしまったんだろう。 パスミスというより、思い込みのミスだろうな。
残り時間が少なくて助かった。
何とか時間を潰して、逃げ切った。

アルゼンチン戦のふがいない引き分けから、気分を一新させて、積極的に攻めたのが良かった。
それが出来たのが、強さであり、勝因だな。

菅澤が安定したプレーぶりで良くなった。
これまで長い間、辛抱強く使い続けた成果だね。
遠藤は、いいのかイマイチなのか、何とも言えない選手だな。
岩淵への股下パスは、センスがあったし、CKもライナー性の素晴らしいボールを蹴っていた。
しかし、ドリブルは出来ないようだし、キレがあまりない感じだ。
まだ、19歳だから、これからなんだろうけど。 慣れてくればという所かもしれない。
ボランチは、三浦が守備で頑張っていたけど、1本酷いパスミスをして危なかったけど、市瀬がピンチの芽を摘み取っていた。
ボランチの2人はなあ。 これでいいのかなあ?
市瀬は、大チョンボ以外のプレーは素晴らしかった。 もしかして、熊谷より上なんじゃないのと思ったぐらいだ。
後半26分、スコッチFWがスルーパスに熊谷を振り切って抜け出したのを、市瀬が潰した。 股下を通されないように、しっかり足を閉じ気味にアタックしていた。 オフサイドだったど、やるじゃんと思ったね。
高倉監督が、次から市瀬を外すという馬鹿な判断をしないことを願う。

今日の試合でなでしこ強しと思ったけどね。
若い選手が多いから、伸びしろもあるだろう。
波に乗れそうな雰囲気もある。 次のイングランドを打ち破って、波に乗りたいところだね。
阪口 夢穂とか宇津木 瑠美は、どうなっているんだろう?
どちらか、特に阪口がボランチで使えるといいんだが。

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