C大阪ロティーナ監督今季限りで退任。 バカだな。 ライバル脱落。

 J1C大阪のミゲルアンヘル・ロティーナ監督(63)が今季限りで退任することが20日までに決まった。
2年連続で安定した成績を残したロティーナ監督だが、クラブ内には守備の規律を重んじる戦い方に異を唱える意見もあった。クラブはJ1初優勝に向け、従来から掲げてきた攻撃的なサッカーに回帰する決断を下し、今季で契約満了となるロティーナ監督に対して、契約を延長しない方針を決定。既に本人にも通達している。

ロティーナ監督は「C大阪が守備的だという評価を受けるが、守備的なチームでは全くない。しっかり試合を見ればC大阪が守備的だという評価にはならない。良い守備をするイコール守備的だというのは間違った解釈」と自身の戦術に強い自負をのぞかせた。

 昨日、日刊スポーツで報道されていたけど、デイリーでも報道されたから、間違いないだろう。

バカなまねをしたもんだ。 今季限りで退任を発表するとは。
まだ、2位争いをしている段階なのにね。
監督交代なら、しょうがないけど。

これで、思い出すのが、2017年の長谷川監督の今季限りで退任報道だ。
その後のガンバの成績は、4分け6敗で、惨憺たる成績。
これは尾を引いて、2年連続の降格争いをして、やっとこさ今年の2位争いを迎えている。

シーズン中の今季限りで退任発表は、ろくでもない結果を招く。 今回は、発表ではなくリークだけど。
選手のモティベーションに多大な影響を与える。
C大阪は、2位争いの最有力ライバルだっただけに、ガンバにとって凄くラッキーだ。

そして、
あの時のガンバの山内隆司社長のコメント。
「しかし、クラブとしては、今、新たなステージに向けてステップを踏み出す時と考え、熟考のうえ、長谷川監督からの卒業はこのタイミングだと判断しました。この5シーズンの間、J2に降格して厳しい状況だったガンバ大阪を救い、さらにリーグ戦、カップ戦も含めた4度の優勝へ導いて頂いた長谷川監督には心より感謝申し上げます」

今回のC大阪の「従来から掲げてきた攻撃的なサッカーに回帰する決断を下し、」とそっくりだな。
こりゃあ、ガンバの二の舞になるぞ。
ガンバも長谷川監督の守備寄りの采配に不満で、監督を変えた。 2年連続の降格争い後、宮本監督が何とか持ち直して、今のチームは、もっと守備寄りになっているという皮肉。 その内、また何か言いだすだろうな。

ロティーナ監督は、素晴らしかったと思う。
守備文化のないチームの守備を素晴らしいものにしたんだから。
山口蛍が抜けてセレッソ崩壊かと思いきや、素晴らしい成績を残したし、誰も思いつかないボランチ奥埜をFWに抜擢して、7得点と成績を残させているんだから、その慧眼たるや大したもんだ。
少なくともあと1年やらせたら、完成しただろうな。 攻撃も徐々に良くなっているんだから。
最初、守備を固めて、そこに攻撃を上乗せていく、というまっとうなチーム作りをしていると思うが。
1年で守備を固めるのに成功して、1年で攻撃も少し良くなって、あと1年待てば攻撃も完成という所で、その1年も待てないんだからなあ。 セレッソのフロントは、よほどのバカだよ。

ロティーナ監督は、引く手あまただろう。
レッズが有力かな。 パワハラの曹貴裁監督が後任として報道されたぐらい、次期監督に困っているみたいだから。
レッズは、攻撃的かどうかより、とりあえず成績を重視したいだろうからな。

ロティーナ監督が、これで日本に嫌気をさしてなければ、いいんだが。
日本サッカーを強くしてくれる人だと思うから、新たな要素を日本に注入してくれる人材だから、J1のどこかのチームで監督を続けて欲しいな。

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