日本代表、後半何も出来ず敗れる。 日本0-2メキシコ。

 日本代表は、国際親善試合でメキシコ代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

現在のベストの布陣かな。

出だしは、メキシコが押していたが、日本が盛り返す。
お互いにプレスが厳しく、少し膠着気味だったが。
盛り返すと、日本が立て続けにチャンスを作り出した。
前半10分、鎌田がライン際までドリブルで侵入して折り返すが、ゴール前で鈴木が足を延ばすも届かず。
前半12分、原口がPA左手前でフリーでボールを持って、鋭いミドルシュートが放つが、GKオチョアがわずかに触れて、ゴール外へ。 多分、枠内にいっていたかなりのシュートだったんだが、惜しかった。
前半15分、PA手前の左に侵入した原口がDFの間を通して横パス、受けた鈴木武蔵がワントラップでシュートを放つも、オチョアの残した足に当たって、伊東がそのこぼれ球をシュートするが、再びオチョアに防がれてしまう。
この3つのチャンスのどれかを物にしなければならなかった。 特に鈴木はゴール前でフリーだったので、決めなければならない決定機だった。
前半、最後はまたメキシコがボールを持つが、チャンスはなかったかな。

後半、メキシコはアンカーからダブルボランチに変更。
そして、マンツーマン気味に守備をしてきた。
これで、日本はボールを繋げなくなり、メキシコのペースに。
後半10分ぐらいから、霧が強くなってきた。
後半12分、柴崎⇒橋本、鈴木⇒南野、柴崎を外したのは、まずかった。
後半18分、PA左にヒメネスがドリブルで侵入、ボールが日本の選手当たったりしながらも、ゴール前まで持ち込んで、右足のつま先でシュートを放ち、シュミットダニエルの脇を抜いて、ゴールネットを揺らした。
霧が酷くて、良く見えなかったな。 ちょっとついていなかったが、シュートは頗るうまかった。
やられたね。
さらに、後半23分、南野が中央でボールを受け、反転しようとするが、ボールを奪われ、マルティンへパス、それをDFの裏にスルーパスを出され、抜け出したロサノが、落ち着いてGKとの1対1を制し、ゴールに流し込んだ。
これで、勝負あり。
霧が段々強くなって、真っ白になり、何が何だかよくわからなくなったな。
このまま、0-2で試合終了。

後半、メキシコにシステム変更でうまく対処され、それに対して日本は何も出来ず、負けてしまった。
後半は、完敗という内容だった。
メキシコの選手は、誰がどうこうとかというより、皆が厳しくプレスをかけて来て、それを剥がすのは難しかった。
特に、後半、マンツーマン気味にこられてからは。
日本みたいなチーム。 全員守備・全員攻撃で、誰もさぼらない。
そして、日本より試合運びが巧い。 相手のシステムに柔軟に対応できる所が日本より遥かに巧い。
同じようなチームで、相手が上だったから、負けるはな。
しかし、前半、鈴木武蔵がチャンスを物にしていたら、また違っただろう。
吉田・冨安・遠藤航で守り切れたかどうか、興味深いことになったんだろうが。

遠藤航は、イマイチだったかな。 ボールロストが多かったような気がする。
メキシコにシステム変更でうまく対処され、さらにそれに対処するには、柴崎が必要だったような気がする。
柴崎がいても無理だったろうが、やれそうなのは柴崎ぐらいだろう。

これで、ヨーロッパ組による強化試合4試合は、
日本 0 – 0 カメルーン
日本 1 – 0 コートジボワール
日本 1 – 0 パナマ
日本 0 – 2 メキシコ
となった。
2勝1分1敗。 2得点2失点。
ぼちぼちの結果なのかな。 2得点が不満だ。
カメルーン戦以外は、大迫不在で、得点力のなさを露呈した。
中島がいれば、また違っただろうが。
鈴木武蔵では、まだ役不足だな。 これからだろうが。

結局メキシコに負けたので、ベスト8は苦しくて、グループリーグをぎりぎり突破出来るかどうかという立ち位置は変わらないということが判明したな。 今回の親善試合で。

収穫は、3バックが使える選択肢になってきたこと。
単なるテストではなく、逃げきる場面で使えるかどうか、最終チェックしたい所だな。

日本は、2列目が点を取るチーム。
そういう意味では、ポストプレー出来るFW大迫の存在は大きい。
サブとしては、鈴木武蔵が点の取れるFWに成長するか、南野がゼロトップ的にプレーするかだな。
リバプールで出来たら、いいんだが。 無理だろうな。

個人では、遠藤航の大成長が見れた。 守備的ボランチ争いで1歩リードしたな。
鎌田もトップ下に名乗り出た。 今回、日本代表に相応しいプレーをした。
南野や久保との争いになる。
中山雄太も成長したな。 まだまだだけど。
日本代表は、やれる左SBがいない。
SBの攻撃参加が少ないことが、得点力不足の一因になっていると思う。
世界の強力ウィンガーに対抗するために、SBにより守備が要求されるとは言え、もう少し攻撃参加出来ないとね。

日本代表が強くなるのは、個人の成長待ちだね。
久保がどれだけ成長して、世界トップレベルになれるか?
冨安も。 あと、柴崎が柔軟な戦術変更を仕切れる選手になれるかどうか、とかかな。
個人個人で変化した状況に対応できるとは思えない。
仕切る選手がいないと。 フィールド内の監督が必要。
それは、柴崎しか見当たらない。

あと、Jリーグの選手。
しかし、選手層を厚くする選手はいても、レギュラーに成り代わる選手はいないかな。

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