日本代表、苦戦しながらもしぶとく勝つ。 日本2-0キルギス。

 2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選、日本代表はキルギス代表と対戦した。


日本の出場メンバー。
中島 翔哉ではなく、原口を使ってきたのには驚いた。
このメンバーでも確実に勝てるという自信を持てるようになったのかな。
慎重な森保監督にしては、意外だからなあ。

やはり、ピッチは凹凸があるようで、日本はスピーディーばボール輪回しが出来ない。
そして、予想に反してキルギスがかなり攻めてきた。
アリクロフ8のドリブルにキレがあるし、シュクロフ22もキープ力がある。 左ストッパーのキチンのロングフィードも素晴らしかった。
前半32分、アリクロフがドリブルで遠藤をかわしてゴール前に折り返して、ニアサイドで合わせられるが、権田のファインセーブでふせいだ。
日本は、前半14分、酒井のセンタリングをフリーで南野がヘディングするも枠を外す。
続いて、前半18分、南野が斜めにトラップして遠藤を交わしてPA内に進入し、GKとの1対1になるが、シュートをGKに防がれる。
南野が2回の決定機を逃していた。 しかし、もう何やってんだとは思わない。 次は決めるかなという雰囲気がある。
そして、前半40分、縦パスを伊東のトラップが後ろに流れ、それに反応した南野が走り込む。 GKが出てくるが、わずかに先に南野が触り、GKが勢いで南野を倒してしまい、PK。 これを南野が豪快に決めた。
南野の素早い反応と貪欲さが生んだ得点だった。
リズムの出ない前半だったが、1-0のリードで折り返すことが出来た。
CBのロングフィードがアバウトすぎて、カットされることが多かったのが原因かな。

 後半1分、アリクロフが、左サイドで幾度も切り返して植田を翻弄し、クロスを入れる。 しかし、カバーに来た吉田がブロックする。 酒井が翻弄されるのかと驚いたが、植田だった。
後半8分、遠藤がこぼれ球を拾って、ドリブルを仕掛けるも倒される。 PA中央手前の位置のFK。
それを原口が見事なコントロールでゴール左隅に決めた。 2-0。
これで、一安心。
しかし、キルギスもあきらめずに果敢に攻めてきた。
後半23分、カウンターからボールを右に展開して、低いクロスをPA中央へ、受けたムルザエフが反転しながらシュートを放つも、権田がファインセーブで防いだ。 2度目のビッグセーブだった。
この後は、少し押し込まれながらも、無失点に何とか抑えて、逃げ切った。

 劣悪なピッチで、スピーディーなパス回しが出来ず、日本は苦しんだけど、セットプレー2発でしぶとく勝った。
かなり決定的なピンチが2度あったけどね。
CBから中盤へのパスが出なかくて、ロングフィードがアバウトだったのが、苦戦の原因かな。
ボランチにプレッシャーがかかっていたのが原因みたいだったけど。 ピッチが悪くなければ、工夫出来たんだろうけど。
アウェーの地で、苦戦しながらも、1点差ではなくしっかり2点差で勝つところが、日本は強くなったなと思う。
安定感があるね。
守備が安定してるのが大きいね。
吉田麻也・長友・酒井宏樹はレベルが高いからね。
サイドでアリクロフのドリブルに翻弄されているのを見た時、長友や酒井が翻弄されるのかと驚いたけど、見返したら、翻弄されていたのは、遠藤と植田だった。 レベルの違いがわかるね。

アジアのアウェーは環境が悪いから、内容はともかく、しっかり勝てばokだね。
ホームでは、内容も問われるけど。
それと、このメンバーでもしっかり勝てたことは、大きいね。

これで、一通り当たって、4戦全勝。
アウェーが3試合もあったから、余裕が出来た。
2次予選突破を決めたら、五輪メンバーで戦えるようになる。
いい流れだね。

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