ガンバ、一番いい内容なのに引き分け。 G大阪1-1横浜FM。

 J1第22節、ガンバ大阪はホームで横浜F・マリノスと対戦した。

今年初めてのパナスタ観戦。
鳥栖に押し込まれるぐらいだから、マリノス戦の観戦は迷ったが、その時はマリノスのシステムでも勉強しようかという気持ちだったのだが、最高に面白い試合を見せてくれた。


座席は、カテゴリー5(¥3100)。
なるべく真横から見たくて選んだつもりが、ほぼ真横で大満足。
ピッチ全体が俯瞰出来るし、手前でのプレーだとアップで見れる感じだし。
昨年は、カテゴリー5フロントビュー(¥3500)で見たけど、いい席が取れず、コーナー近くだったので大不満だったけど、その時、少しうろちょろして、どの席が良さそうなのか見て回ったのが参考になった。

それにしても、スタジアム観戦だとTVで見るのと違って、フィールドが凄く狭く感じる。
いつも感じる違和感。 TVだと思い切り蹴っているように感じるが、実際は飛び過ぎないよう加減して蹴っている。
ワンタッチでボールを蹴る音がパンパンと少し鈍く響いて、生の音を聞いている実感が凄くした。
選手の生の指示の声も聴きたかったんだけど、特に昌子。 さすがに聞こえなかったな。
応援も手拍子だけなので、程よい音量。 純粋にサッカー観戦を楽しみたい人間にとっては、凄くいい環境だ。
そして、コロナで隔席になっているので(ゴール裏は怪しいけど)、凄く快適。 コロナ感染するようなリスクは少しも感じなかった。
(売店には行かなかったので、そこは知らない。) 出入りの混雑もほどほどだし、今こそスタジアム観戦すべきだね。
今回の入場者数は、6500人くらいだったけど、今どれくらいに入場制限しているんだろう。
4万人弱の収容人数なので、30%で12000人か。 鹿島戦は多くて9300人くらいだったみたいだ。
それ以前は5000人くらい。 もうそろそろ見に来て欲しいね。 安全だと思ったし。
このサッカーを見ると、これから面白いサッカーを見れそうだし、2位争いが激烈になりそうだし。

さて、

出場メンバー。

ガンバは前から積極的にプレスをかけた。
ガンバが少し押し込むが、マリノスも前のブラジル人3人が上手くて速いので、鋭いカウンターで対抗する形になった。
最初のピンチは、前半19分、ティーラトンのクロスに、ファーサイドでMジュニオールが頭で合わせて、逆ポストぎりぎりに飛ぶが、東口が弾き出した。 さすが東口。
前半24分、東口のロングキックにパトリックが競り合って落としたのを、宇佐美が拾ってDFをうまく交わしてPA右に進入して、シュートを放つが、GKの左脇を狙うが、太腿にわずかに当たって、外れた。 決定機だった。
そして、前半26分、エリキが山本がドリブルでパスコースを探しているのを後ろからスライディングで奪い、マルコスへ、リターンを貰い、またPAに侵入したマルコスへ、マルコスがシュート放つが、東口がナイスセーブ、しかし、その跳ね返りがマルコスに当たり、またその跳ね返りがヨンゴォンの顔に当たって、なんとゴールに入ってしまった。 生で見ている時は何が起こったかわからなかったけどね。
全くついてない。 アンラッキーかDFのミスでしかゴールを奪われていないんだけど。
この後もブラジル人3人によるシュートがあったが、東口相手に力みからか枠から外れるシュートが多かったね。
この後も、緊迫した戦いが続いた
前半41分、CKをパトリックが頭一つ抜けてヘディングシュートを左下隅に放つが、GKが好セーブで弾き出した。
そして、前半45分、井手口がラインの裏へロングボールを送ると、宇佐美が抜け出してトラップでGKを交わすのを、梶川が宇佐美に触れて、倒れてPK。 これを宇佐美が落ち着いて決めた。

前半は、1-1で終了。

後半も、緊迫した戦いが続く。
後半14分、右奥に侵入した高尾が中へ折り返したのを、山本がシュートを放つが、相手にブロックされてしまう。
後半44分、クリアを拾った福田が、PA手前の中央からフリーでミドルシュートを放つが、ゴール上に外れてしまう。
生で見てると、絶好のチャンスに見えたけどね。 精度無し。
他にも、GKが前に出ていたので、小野瀬にロングシュートのチャンスが2度くらいあったと思うし、打ちかけたようにも見えたんだけどな。 今年の小野瀬は積極的でないから。

そして、このまま1-1で試合終了。

いや~、面白い試合が生で見れた。
7連勝の中で、名古屋戦に次いで内容の良い試合だったけど、結果は引き分け。 皮肉な結果だけどね。
マリノス相手に追いついて引き分けだから、まあ良しかな。

なんかマリノスがぱっとしないなと思ったら、喜田がいないのに気付いた。 カードで出場停止だったみたい。
あと、チアゴ・マルチンスもいなかった。
マリノスではブラジル人以外では、ティーラトンがうまかったな。 やるね。

ガンバでは、山本 悠樹のセンスの高さが目立った。 生で見るとよくわかった。
例えば、ボールと人が右方向に流れていると、そのまま右前方にパスを出すのではなく、逆をとって左に出すプレーが多かった。 あと、浮き球のパスを出したり。 1対1でも抜かれずボールを奪ったり、案外守備もやれてる。
遠藤保仁の後継者で決まりだな。
そうそう、エリキにボールを奪われたプレーで、「後ろから来ているのはわかったけど、スライディングで来るとは思わなかった、油断した」とコメント。 ブラジル人FWがスライディングで来ないと予想して、いいパスコースを探してたのは、悪い判断ではないと思う。 ただ、横にではなく、斜め前にドリブルしてたら良かったのにな、スペースがあったから。

それに反して、高尾の雑さが目立った。 東口に少しバウンドさせてバックパスを出して、東口のミスキックを誘った場面があった。 パスを出してすぐ何てパスを出すんだと思ったら、案の定、東口がミスキックした。
DAZNで見返したら、わかりにくかったけど。 他のパスミスも目立った。 これだけパスミスがあると、下手としか言いようがないな。 ゴール前のディフェンスはいいんだけどね。 あと、下手でも前に出る気持ちが。
高尾をかっているなら、誰かつきっきりで特訓しないと。 昌子に大岩コーチがつきっきりで指導したように。

井手口を生で見てると、感動もんだね。
右でプレスして、交わされて左に展開されても、次の次のパスの受け手にもうプレスに来ている。
普通、交わされたらそこでがっかりして止まるもんだけど、すぐ方向転換して走り出している。
あの躍動感ある走りを見てると、気持ちがいいねえ。 宇佐美へのアシストもあったし。

昌子のボール奪取とか、さすがだね。
三浦と共に、吉田・冨安に割って入れるかね?
早く三浦が復帰して欲しいな、 鉄壁コンビを見たいよ。
そうだ、途中で昌子が右足首を気にして、一旦出た場面があった。 ヤバいと思ったけど、戻って来たね。
無理してなければいいんだが。 無理は絶対ダメだ。 この先がまだまだ長いんだから。
今シーズン棒に振ってもいいよ、別に。

鳥栖戦で「ガンバはJ1で一番ボール奪取力がないチーム。基本的に相手に体を当てて、ボールを奪うというプレーがない。」と酷評したけど、今回は良かったね。 厳しく当てれてた。
特に、Mジュニオールに厳しく行けてた。 Mジュニオールがフィールドによく転がってたけど、危険なプレーはなかった。 厳しかっただけ。 Mジュニオールを抑えることがポイントなのかもね、マリノスを抑えるには。

引き分けだったけど、大満足のスタジアム観戦だった。
次見に行くとしたら、ポイントとなる柏戦か、アウェーだけどセレッソ戦か?それとも神戸戦で生イニエスタかな?


FKを蹴ろうとする宇佐美。
PKシーンは撮り逃しちまったよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする