ボクシングの熱い戦いを見る。

 昨日、ボクシングのタイトルマッチを3連続でTVで見た。
WBCダブル世界戦と村田諒太のノンタイトルだ。
村田はオリンピック金メダリストでアメリカの敏腕プロモーターのボブ・アラムがついているので、チャンピオンなみ。
こんな試合が1日で3つも見れるなんて、隔世の感を抱く。
大注目を集めるために、アメリカでやりだした興行方法だね。

 ボクシングは、好きでよく見ていた。
具志堅用高の頃からかな。
具志堅は、強かった。
Wikipediaで歴代チャンピオンを振り返ってみても、防衛13回は圧巻だね。
長谷川穂積の10回も大したもんだ。 しかも黄金のバンタムだからね。
自分の中では、辰吉丈一郎が印象が強い。
やんちゃで、父子の絆が強かったという背景に熱いボクシングをしていたから。

 今、日本ボクシングは、黄金期を迎えようとしていると思うよ。
井岡一翔と井上尚弥の若き才能が、あっという間にチャンピオンになり、これからどれだけスターになっていくのか、楽しみだ。
”神の左”と呼ばれるKOパンチャー、バンタムの山中慎介は、今絶頂期にあるんじゃないかな。
スーパーフェザー級の内山高志も凄い。22戦21勝 (17KO) 無敗1分で、KOパンチャー。
八重樫東も、壮絶な打ち合いと超スピードのあるアウトボクシングの両方ができるという、見ていてとても面白いボクシングをする。
そして、何より世界の猛者が集うミドル級で、村田諒太が世界チャンピオンになれるのか、というストーリーが進行中である。
 あと余談だけど、俳優の香川照之のボクシング解説が、プロ級の中身で、笑ってしまうよ。

さて、昨日の試合だけど、
(1)ミドル級12位の村田諒太 vs アドリアン・ルナ(メキシコ) これはノンタイトル。
 村田諒太は、判定で圧勝だが、KOは奪えず。
村田のボクシングは独特。 
ガードを固め、ひたすら前に出てプレッシャーをかけ、ボディブローと右ストレートで仕留めにかかる。
こんなボクシング、日本人では見たことない。
オリンピックでも見たけど、負ける気がしない。

(2)ライトフライ級王者の井上尚弥 vs サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)
 この前のベルト奪取の試合も見たけど、技術とキレが凄いね。
なおかつ、打ち合いになっても、一歩も引かない根性がある。
 試合は11回TKO勝ち。
圧勝だけど、相手の根性がハンパなかった。
父を亡くしたところだったらしく、負けられなかったのだろう。
声を出しながら、パンチを出していたからね。

(3)フライ級王者八重樫東 vs ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)
 メインイベント。
相手が、軽量級世界最強と言われるボクサーだったから。
アウトボクシングを期待したんだけど、結局真っ向勝負の壮絶な打ち合いになった。
といっても、相手の3倍くらいパンチを食らったから、それでもパンチを出す、八重樫の向かっていく姿が、壮絶だった。
八重樫もかなり強いんだが、相手が1枚も2枚も上手だったように思う。
しょうがない結果だね。 よくやったと思う。 熱くなる試合だった。

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