おめでとう!オーストラリア。

 15日の話だけど、ロシア・ワールドカップ大陸間プレーオフ第2戦、北中米代表のホンジュラスとアジア代表のオーストラリアが対戦した。
そして、オーストラリア 3-1 ホンジュラスで、オーストラリアが勝って、ワールドカップ出場を決めた。
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 オーストラリアは、アジア5位を決める、シリア代表とのプレーオフで、
アウェーで、後半40分に追いつかれ、1-1で引き分け。
ホームで、ケーヒルのゴールで同点に追いついて、1-1の引き分け。
2戦合計2-2のタイで延長戦へ、ケーヒルがヘディングゴールを決め、2-1で大陸間プレーオフに進出した。

 ぼろぼろだな。 ケーヒルを先発から使うなりふり構わない戦いで、何とか勝った。
しかし、ケーヒルも凄い男だね。 へとへとの延長でゴールを決めるんだから。

 そして、ホンジュラス戦。
初戦は、アウェーで0-0の引き分け。 ケーヒルは怪我で出場せず。
そして、ホームの第2戦、後半だけでセットプレーから3点を奪ったようだ。

 なんだ、結局セットプレーかよ。

 オーストラリアのポステコグルー監督。
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フィジカルサッカーでは、世界で通用しないことを悟って、パスをつなぐサッカーを推し進めた。
2015年にはアジアカップを制し、コンフェデ杯で
オーストラリア2 – 3ドイツ
カメルーン1 – 1オーストラリア
チリ1 – 1オーストラリア
と大健闘し、オーストラリア強しと対戦前の日本を震撼させたものだ。

 しかし、ハリルホジッチの対策の前につなぐサッカーを封じ込められ、大苦戦することになったのだ。 日本戦で執拗につなぐサッカーにこだわった末路だったが、自分はそこに改革者の不退転の決意を見た。 最後の最後、ロングボールで攻めれば、つなぐサッカーには変われないとの決意を見たんだが。

 シリア戦、ホンジュラス戦でどういうサッカーをしたか知らないが、ポステコグルー監督の天晴な決意に感動して、応援していたんだが、WC出場を決めて良かったよ。
ポステコグルー監督は、WC出場を決めたのに、続投するかどうか揉めてるみたいだ。
しかし、オーストラリアは強くなると思うよ。
この試練を何とか切り抜けられたんだから。
凄い精神力だし、つなぐサッカーにこだわった監督を選手も信じて、ついていったということだろうな。 オーストラリアは、フィジカルに加えて、つなぐ技術も身に着けた。
ステップアップした。 どこかで、振り子を戻して、フィジカルとつなぐ技術のバランスを取れば、強くなる。

 オーストラリアは強くなるよ。
日本にとっては、今後厄介だ。
けど、日本にとっては、オーストラリアは仮想ヨーロッパだから、いい練習相手だ。
それに、アジアでは正々堂々とガチンコ勝負が出来る唯一の相手だから、見ていて面白いしね。
おめでとう、ということ。

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