ガンバ、何とか勝ちを拾う。 G大阪2-1徳島。

 J1第16節、ガンバ大阪はホームで徳島ヴォルティスと対戦した。


出場メンバー。

何と、3-4-2-1というシステムを敷いてきた。
天皇杯決勝・川崎戦以来だな。
松波監督がこんなことをするとは。
ヨンゴォン復帰で、昌子と三浦も使いたいので、選んだという布陣だな。
ヨンゴォンが何と韓国代表に選ばれたので、使わない訳にもいかないという事情があるのかも。
ヨンゴォンは、足に違和感を抱えていたという話が流れた。 コロナの影響で情報が入ってこないから、誰が怪我しているかわからないので、監督の選手起用の是非が判断しにくいな。
山本悠樹も怪我してるのかな? セジョンがベンチにも入っていないし。

前半、ガンバは前からのプレスが効いて、攻めた。
前半27分、ヨングォンが交わしてドリブルで持ち上がり、これが好判断でマークがずれ、矢島・倉田とつないで右に展開、小野瀬がダイレクトでグラウンダーのクロスを供給すると、パトリックがダイレクトでシュートを決めた。
大きな先制点。 グラウンダーのクロスが意表を突いたと思う。 小野瀬のセンスの良さだな。
徳島にボールを持たれることも多かったけど、チャンスは作らせなかった。 シュートも0だし。

後半、途中から徳島が完全にボールを支配するようになった。
前からのプレスを受けて、全然ボールを繋げなくなった。
まるで、川崎を相手にしているかのようで、情けない話。
そして、ついに後半21分、宮代が垣田にパスを出して、胸でリターンパス、PA中央へ走り込んだ宮代を三浦が後ろから足を出して倒してしまい、PK。 そのPKを岩尾が落ち着いて決めた。 これで同点。

ダメかなと思った、後半27分、こぼれ球を奥野がゴール前に浮き球を送ったのを、パトリックが競り合い、GK上福元がパンチングでクリアするも、そのボールを宇佐美がダイレクトで体を倒しながら、うまくミートしてゴールに蹴りこんだ。 2-1の勝ち越し。
この後、高尾と一美を投入して、守備を固める。
高尾は、ドリブラー西谷に抜かせなかった。 高尾の守備はいいからねえ。
そして、何とか逃げ切った。
相手に与えた決定機は、PKだけだった。 東口が好セーブするまでもなかったかな。

今日の松波監督の選手起用はとても良かった。
矢島⇒奥野、疲れが見えた所で、ちゃんと守備をする日本人選手高尾・一美の投入と正しい判断を下していた。
宇佐美が最後までよく頑張ったな。

後半の不出来が目立ったけど、2点取れたのは大きい。
点は取れるという意識が持てるのが大きい。
まあ、それでも攻撃は全然組み立てられていないけどね。

ヨングォンの復帰は大きいな。
このまま、3バックを続けそう。 しかし、3-4-2-1では、攻撃の枚数が足りないけどね。 運動量が多ければ補えるけど。
それに続ければ、相手に対応される。 前半はやれたけど、後半は徳島に対応された。

何にせよ、徳島、横浜FC、湘南の勝ちたい相手3連戦の初戦に勝てたのは大きい。
目標が残留になったから、兎に角勝ち点を拾っていくのが大事になったから。
新監督は早く決めないとな。
このままずるずる行きそうなのが怖い。

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