J1第22節、ガンバ大阪はホームでコンサドーレ札幌と対戦した。
最初から、札幌に押し込まれる。
時々、ガンバも反撃する。
そして、前半17分、倉田が遠藤とのパスツーで抜け出し、ドリブルでキムミンテも交わすが倒され、PK。
自分で蹴って、PKを決めて、先制。
その後、札幌の猛攻に会う。
特に、前半終了間際は、早く前半を終わってくれと願うばかりで、いつ点を取られてもおかしくなかった。
それでも、前半を何とか耐えた。
後半、守備を修正するかと思ったら、そのまま攻め込まれた。
点を取られなかったのが、不思議なくらいだった。
それでも、アデミウソンとか一美があわやというシーンを作り出したが。
後半の後半、札幌が攻め疲れて、ガンバがボールをキープする時間が出来だして、これは逃げ切れるかと思った。
しかし、後半40分、一美⇒藤春。 これが、良くなかった。 采配ミスだな。
なんと、6バック気味にしたのだ。
米倉投入の5バック気味は良かった。 しかし、6バックはやりすぎ。
アジア大会のU-21のネパール戦を彷彿とさせた。 しかし、ネパールは日本のサイドバックにマンマークをつけて、6バックにしたのだ。
しかし、ガンバの6バックは、何となく6人並べただけで、サイドからクロスをあげられまくった。
誰も、サイドにプレスに行かなかったのだ。
FC東京戦でもオジェソクがサイドに対応せず、センタリングを上げられてから同点に追いつかれた。
全く、修正されていなかった。
まず、5バックの時点で中に3人いれば十分で、センタリングを上げさせないようにプレッシャーをかけるべき。
6バックとなれば、なおさらだ。
本当は、5バック+3ボランチで対応すべきだったのだ。
札幌はサイドハーフと3バックのサイドが上がって、クロスを上げてきた。
両方に対応するには、5バック+3ボランチだったのだ。 しかし、交代要員に守備の選手は藤春しか残っていなかったんだけど。
ベンチメンバーの選択が悪かった。 ちょっと厳しすぎるかな。
それでも、藤春と米倉には、サイドからセンタリングを上げさせるなと指示すべきだった。
藤春は、サイドにプレスをかけに行かず、センタリングをあげられまくっていたからね。
そして、ロスタイム、進藤が藤春のサイドからフリーで楽勝のセンタリングを上げられ、都倉にヘディングシュートを決められた。
6バックだったから、都倉vs米倉のミスマッチが起こった。 人がいすぎたためだ。 本来なら、菅沼か三浦が対処していた所。
何とか耐えていただけに、勿体ない引き分けだった。
試合内容は、ボロ負けだけど、勝てる試合だったのだ。
敗因は、藤春と米倉がセンタリングにプレッシャーをかけに行かなかったこと。 フレッシュだったにもかかわらずだ。
宮本監督がそういう指示を出していなかったことが、采配ミスだし、札幌のセンタリングを上げる人が多かったのもあるけど、それなら3ボランチにすべきだった。 出来なかったのは、ベンチメンバーの選択ミスだ。
FC東京戦の同点の反省が活かせなかっただけに、宮本監督の采配ミスだな。
正直、攻められまくっても、接戦になっているのは、運がいいからだ。
もっと点を取られていてもおかしくない試合が続いている。
ガンバは、今ラッキーなのだ。
その時に勝てなければ、運も逃げていく。
今日は勝てる試合だった。 それを逃してはダメだ。 最後、死に物狂いにならなければならなかった。
降格争いでは、1勝は重い。 それが出来なかったのは、後で死ぬほど後悔することになるかもしれない。
ガンバは最下位になってしまった。