第27期竜王戦、異能・糸谷七段が森内竜王に2連勝。

 第27期竜王戦で、糸谷七段が森内竜王に2連勝した。
ニコ生を今見終わったところ。

 それにしても、糸谷七段の異能ぶりが際立った一戦だった。
まず、際立つ早指し。
NHK杯で、あの渡辺2冠を息をもつかせぬ早指しで、考える間を作らせず、圧勝したことがある。
TVの放映時間が、余りすぎて、感想戦の長かったこと。
多分、渡辺2冠にとって、最大の屈辱の一戦だったろう。
その糸谷七段も、イマイチ伸び悩んでいたが、最近時間の使い方を憶えて(本人談)、その才能が開花してきた。
その結果が、羽生名人を破っての、今回の竜王挑戦である。
早指しを控えていたはずだが、気持ちが早るのだろう、今日はどんどん指していた。

 森内竜王は、じっくり考えたい棋士だ。
相手が考えている時に、自分も考える時間が大きい。
だからやりにくいんじゃないかな。
しかし自業自得の面もあると思う。
森内竜王は、名人戦とかで、羽生名人相手に、定石的な前半はどんどん指して、後半に時間を残す戦い方をやり始めた。
それが、羽生名人に対して成功した。
この戦い方が、今の将棋の流行になっている。
しかし、これは早指し得意の若手には、とても有利な戦いでもある。
今、森内竜王は、ブーメランのように自分に返ってきているのでは、ないかな。

 もうひとつの糸谷七段の異能ぶりは、異能というより態度かな、やたらと席を外すことである。
ニコ生を見ていて、一人で森内竜王が盤に向かって座っている様が多くて、見苦しかった。
羽生名人が、竜王挑決で糸谷6段に敗戦した時、記事に書いたが、映像を見てないけど、棋譜中継で、異様に糸谷七段が席を外すことに文句を書いたことがある。
対戦相手は、集中しにくいと思う。

 今回映像を見て、これは酷いなと思った。
やはり、映像としては、二人が盤に向かっているのを見るのが、面白いのである。
あまり態度や表情が変わることは、少ないが、それでも、それが見所の一つである。
今は、タイトル戦の新人だから、応援されるが、今後勝ち出したら、非難されるようになるだろう。
その兆候が、今日のニコ生のコメントでも現れていた。

 糸谷七段は、じっとしているのが、苦手なのかもしれない。
映像を見ていて、そう思った。
あとは、正座が苦手なのかもしれない。 膝がきついのだろう。
痩せなくちゃだめだ。
渡辺2冠も遠征では、体重計を持ち歩いて、自己管理している。
若いから、勝てばいいんだろう的な考え方をしていると思うが、今後苦しむことになる可能性大。

 あと、終了間際になって、森内竜王が負けを観念している時に、自分の手番で、お菓子を食いだしたのには、驚いた。
しかも、もぐもぐと、あっという間に。
ちょっと、周囲のことを気にしなさすぎ。
このキャラクターを皆が諦め気味に認めてくれたら、問題ないが、今後ひと悶着ありそうだ。
個人的には、好きなキャラクターなんだが。
それでも席を外すのは、やめて欲しい。

 森内竜王が不調なことも合わせて考えると、新竜王が誕生しそうだ。

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