登山で道に迷ったら上を目指せ。

 この前、登山の道迷いに関してこんな記事を読んだ。

 山で遭難したときに助かるコツ。
「山で迷ったらヘタに下山しようとするな、とにかく登れ。頂上目指せ。絶対に登った方が安全だから」
山の素人だと「とにかく降りれば助かるのでは?」と考えるけどそれが罠なんだそうだ。
山は上に行くほど道の選択肢が狭まって頂上(正解)は1つしかない。仮に遭難してもすぐ見つかる。
裾野に行くほど面積が広がって迷う確率が上がる、しかも山裾には沢や崖が多く落ちると見つかりにくいんだと。

 よく日帰り登山をしているけど、これは、なるほど~と思った。
確かに、何べんか道を間違えたり、道に迷ったりしたけど、それは下山時に多い。
登るときは、ひたすら高度を上げていく道だから、迷いようがないと言ったら、確かにそうだ。
一方、下山している時は、道が正しいかどうか、わからない。
間違っているのに気付くのは、歩いている方角がおかしい時。
自分は、普段アウトドア腕時計PRO TREK(プロトレック)を腕にはめている。

このように、ボタン一つで、方角を示してくれる(上向きの方角を示してくれる。この場合、西W)。
不安を感じた時は、方角を見て、地図と合っているか、確認している。
この時計は、高度も示してくれるから、とても登山には便利だ。
5年前に買ったけど、その時で¥16,800。 今でも同じくらいみたいだ。
オススメ。

 この記事にも書いてあったけど、谷に降りるのは危険だ。
自分も谷で道を間違えたことがある。
沢沿いは道があるのかないのか、わかりにくい時があるからねえ。
対岸に渡るときもあるし。
沢沿いを歩いていて、段々歩きづらくなってきて、道があるかどうか、わからなくなった時があった。
途方に暮れていて、ふと川の流れを見ると、下流に向かって歩いているのに、水が遡上している、逆方向に流れているのに気付いた時は、愕然としたねえ。 上流に向かって歩いていたのだ。 いつの間にか、沢の分枝に入り込んだからだったみたいだけど。
登山していると、こういうあり得ないような感違いをする時が、偶にある。
そこが怖いのだが、面白い所でもある。

 自分は、道に迷った時は、来た道を引き返すということを頭に置いている。
しかし、下山時だと、引き返すということは、また登り返すということだから、しんどいんだけどねえ。
あと、登りと下りで同じ道を歩いていても、道を間違える時がある。
2度ほどあった。
同じ道だからとサクサク気持ち良く下っていたら、あれっ、見たことない風景だなと気付く。
方角とか高度を確認して、間違っていることを確信する。
しょうがないから、しんどいけど、登り返す。
途中で、ここで間違えたのかと気付く。
分岐で間違えるんだよね。 登っている時は、Y字分岐だと気付かないことがある。
そこに下ってきた時、登って来た道が木や草でわかりにくかったりしたら、すっと分岐に気付かずに、間違った方に進んでしまうんだよねえ。

 登山で道に迷ったら上を目指せ。
これを頭に入れておこう。

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