将棋の三浦九段の将棋ソフト不正使用疑惑晴れる。 記事を書いておく。

 将棋の三浦九段が、将棋ソフト不正使用疑惑により、棋戦出場停止が続いていた件について、第三者調査委員会が結成され、その報告結果が出た。

 第三者調査委は26日、「指摘された点はいずれも実質的な証拠価値に乏しい。三浦九段が不正行為に及んでいたと認めるに足る証拠はない」とする一方、出場停止処分を下した将棋連盟の判断については「非常事態における措置として、将棋連盟の連盟所属棋士及び公式戦に対する規律権限の範囲内にあり、当時の判断としてはやむを得なかった」というもの。

 まず、自分がこの件について2つ記事を書いていたことを書いておかないと(1,2)。
前言を翻したとか、いろいろ思われたくないからね。
誰かにコメントで嚙みつかれたこともあるし。

その要旨を書いておくと、
棋譜と2ch記事を読んで、三浦九段もあらぬ疑いをかけられたな、裁判にでもなれば、三浦九段の勝ちだな、と思った。 将棋連盟の対応が非常にマズイと思った。⇒渡辺竜王の独占告白という記事を読んで三浦九段はクロかもと思う。⇒“極秘会合”と羽生三冠の『限りなく黒に近い灰色』(正しくは「灰色に近い」)の話を聞いて、かなりクロかもと思った。裁判ならシロだけど。
⇒後から真偽不明の話が色々出てきて、判断できないなと思って後続記事を書くのを辞める。

 正直言って、ある事実を知るまでかなり疑っていた。
郷田王将と久保九段が疑っていたからだ(郷田王将の話が事実かどうかは真偽不明だが)。
二人は三浦九段とは20年以上何十局と盤を挟んで対局してきた。
お互いに何を考えているかを探りながら、対局してきた。
羽生三冠は、長年の相手との対局は盤を挟んで対話しているようなものだと言っている。
さらに、この相手ならどんな手を指してくるかを良く考えていると。
だから、相手に何かおかしなことがあれば、気付くだろうと思う。
自分の経験でも、こいつ嘘ついているなとか感じるものだ。
棋士同士ならもっと感じるだろう。

 しかし、「三浦九段が30分も離席していたという指摘がありましたが、その場面は実際には6分、3分、3分でした。対局相手の棋士には、錯覚があったのでしょう。」という話を聞いて、驚いた。
こんな短時間の離席は、トイレ休憩と同じじゃないか。
こんな短時間で、不正するのは無理だ。
スマホに、今までに進行した手順を入力して、家のPCを遠隔操作する、そんなの協力者がいないと無理だ。
これで、三浦九段を疑うなんてどうかしている。
これを知っていたら、誰もクロだと思わないだろう。
しかし、なんで、久保九段と郷田王将は疑ったんだろう。 渡辺竜王はおいておくとして。
悪意はないと仮定して、郷田王将の棋譜は見てないからわからないが、よっぽど今までとは異なる棋風の手を指したんだろうな。
考えられるのは、三浦九段が自分の棋力アップに将棋ソフトを使い出したんではないかということ。
三浦九段は、2013年に電王戦でGPS将棋と対戦している。
その敗戦に周囲はショックを受けたが、本人はもっと受けただろう。
その後、棋力アップに将棋ソフトを使い出したとしてもおかしくない。
将棋ソフトは踏み込みが激しいから、棋風がそうなってもおかしくない。
だから、久保九段や郷田王将は、違和感を感じたのかもしれない。
そう考えると、納得がいくかな。

 さて、自分は渡辺竜王の判断も将棋連盟の判断も間違っていないと書いたが、今でもそう思っている。
悪意は、なかったことが前提だが。
勿論、ベストな判断は、シロクロの判断がつくまで、竜王戦を延期することだった。
疑いのある状態での三浦九段の挑戦は論外。
となると、間近に迫っていた竜王戦の準備をすべてキャンセルしなければならない。
その費用は、将棋連盟が出さなければならないだろうな。 どれくらいの高額になるのか。
読売新聞に対して、慰謝料も支払わないとダメかもしれない。
今後のタイトル継続まで、タイトル料減額まで含めて、危うくなるかもしれない。
将棋連盟の存続に関わるかもしれないな。
まあ、昔の貧乏に戻ればいいだけの話かもしれないが。
ということで、現実的には、挑戦者変更はやもうえなかったと思う。

 かといって、勿論、三浦九段がシロだと判明した以上、補償しないとダメだろう。
今の、連盟会長・理事も判断は間違っていなかったと思うが、結果は結果だから責任をとって、辞任しなければならないだろう。
2chでは、会長・理事が無能呼ばわりされているが、そうは思わない。
将棋連盟といっても、将棋ばっかりやっている人達の集まりだ。
社会的な対処なんて、一般レベル以下だろう。
そんな人達に、大企業なみの対応を要求するのが無理というもんだ。
けど、けじめはつけないとダメだ。
だから、辞任。
けど、今より有能な会長・理事候補はいないと思うけどね。
現実を見ずに、ギャーギャー騒いでいる意見は好かんな。

 三浦九段は、元の状態に戻して欲しいと言っているようだが、難しいだろう。
棋士会を開いて、今回の関係者は全員、棋士全員の前で、三浦九段に謝罪するというセレモニーをする必要があるだろう。
そうやって、少しでも三浦九段との精神的なわだかまりを拭わないと。
三浦九段が戻ってきても、悲劇の人として皆に扱われるとは思えない。
腫物を扱うようにされて、多分居たたまれないと思う。
あと、自分が思うのは、数年前に渡辺竜王だと思うが、彼が提案した電子機器持ち込み禁止に反対の投票をした人間、全員もその場で謝罪すべきだと思う。
連盟は、棋士の集まりに過ぎない。
一人一人に投票権があるが、同時に責任もある。
今回の事態を招いた根本原因は、その時の過半数の反対者にあると思っている。

 竜王戦も追加の竜王戦を開くべきだろうね。 渡辺・丸山戦は暫定王座決定戦だったことにして。
幸いなことに、渡辺竜王が防衛したから、三浦九段と対戦することができる。
今の2chの世論を見て、拒むことはできないだろうし、むしろ喜んでやると思うが。
読売新聞の了承がいるが、多分読売新聞も世間の反感を買いたくないので、反対しないだろう。
対戦は、将棋会館でやったらいい。 勿論、報道権利は読売新聞で。
賞金は、渡辺竜王の今回賞金の全額寄付と丸山九段の分は他のタイトル保持者羽生3冠と郷田王将が一部出せばいいんじゃないかな。
両者ともそれなりに関わっているし、自分の職場である将棋界のピンチなんだから。
渡辺竜王も勝てば、取り返せるんだから。
あと、昔の電子機器持ち込み禁止に反対の投票をした人間全員にも一部出させるべきだね。
これぐらいやれば、マスコミにも報道されて、三浦九段の名誉回復に少しでも繋がらないかな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする