外国人が日本の債権を過去最高の買い越し。

 「外国人投資家は12月の最初の週に、日本の債券を1兆7200億円相当買い越した。これは過去最高。」とあった。
結構大きな額だなあ。
市場がリスク回避ムードの時は円のような安全資産が買われ、同時に日本の債券も好まれるとのこと。
なるほど、やっぱり米中貿易戦争の本格化が懸念されているんだな。 株価も下がっているし。

 外国の話だけど、イタリアの国債が急上昇しているらしい。
イタリアが英国同様EUから離脱するのを懸念しているようだ。
本当かい?と思ってしまう。 英国でもあんなに苦労しているのに。
イタリア国債も外国人の保有比率が高くて、リスクを抱えている。


各国の外国人の国債保有比率

ギリシャが90%近くて悲惨なのはわかるが、ドイツも50%を超えているのが驚き。
ドイツ経済は絶好調なので、心配はないが、何かことがあったら、大丈夫かと思ってしまう。
ただ、ドイツ国債の場合、ユーロ圏では為替リスクがないため、ユーロ圏内での持ち合いが進んでいるそうだが。

米国の国債も外国人の国債保有比率が高いのではと思っていたけれど、30%ぐらいか。
英国も30%と高いのも驚きだ。 まあ、このグラフを見ると、30%ぐらいが世界標準なのかもしれない。

ちなみに、米国の国債も外国人の国債保有比率の内訳はというと、

米国債の外国の国債保有比率(2017年6月末時点)

米国は敵対国の保有国債を無効に出来るから、いざとなればイチャモンをつけて、無効に出来るから、心配はない。

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