一カ月前になるけど、9月14日の記者会見で安倍晋三首相が年金開始年齢の選択肢を引き上げると言及しました。安倍首相は記者会見で「生涯現役であれば、70歳を超えても受給開始年齢を選択可能にしていく。そういう仕組みづくりを3年で断行したい」と述べ、生涯現役となる社会を目指すと宣言した。
これは、厭な話だな。
大体が、現在、男性は2025年まで、女性は2030年までをかけて、65歳までの引上げを行なっているところ。
まだ引き上げ途中なのにもう次の話が出ているのか、というか前倒しみたいに感じる。
4月ごろ、財務省から出ていた話はこんな感じみたいだ。
70歳なんて、この話を飛び越えている。
上の表ぐらいなら、自分としては許せるのだが。
年金受給問題は政局的に話がでかいよ。
まあ、安倍首相は引退するからいいかもしれないけど、自民党としてどうなるかだからねえ。
ロシアのプーチン大統領が年金支給開始年齢は引き上げないと公約していたのに、引き上げると言ったばかりに、同大統領の支持率が5月には80%だったのが、64%に低下した。
数万人の抗議デモが行われた。 ロシアの場合、抗議デモも命懸けだのにねえ。
ちなみにロシアの年金支給開始年齢はソビエト連邦時代に定められた女性55歳、男性60歳のままとなっており、今回の年金改革法案はこれを女性63歳、男性65歳まで段階的に引き上げるとしている。