疲労は、体より脳が疲れている。

 疲労は、発熱や痛みと並ぶ三大生体アラームだそうだ。
昔は本当によく疲れていたよ。 土曜日は気分転換に外出しても、日曜はぐたっとしてたもんだ。
 
 さて、疲労は運動による体の疲れが原因と思っていたが、脳が疲れているのが原因だそうだ。
運動をすると、呼吸や血液の流れなどあらゆる所をコントロールするのが視床下部。
その指令を伝達するのが、自律神経。
その自律神経の疲労がもととなって、臓器や組織に指令を出す視床下部が疲労している。
自律神経の疲労とは、運動などに よって交感神経ばかり優位になるとか、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことなどで起こる。

 それはさておき、面白かったのは、
疲れると、まず「飽きた」と感じる。
デスクワークをしていて、飽きたと感じるのは、ルーティーンワークに飽きたのではなく、疲れを感じ始めているから飽きたと感じるのだ。
そして、「疲れる」「眠くなる」と進む。

 良く高速道路で運転していて、同じような景色の直線を長く走っていると、飽きてきて、その後に疲れてきて、最後には眠気に襲われる。
自分はよくこうなるので、ブラックガムを噛んだり、ブラックコーヒーを呑んで眠気を覚ましている。
そして、頻繁にサービスエリアで休んでいる。

 「飽きる」「疲れる」「眠くなる」は脳疲労の3大サイン。
これらを無視して作業を続 けると、視野が狭くなってくるという症状が表れてくる。
人間は情報の約8%を視覚から得ている。それだけ脳に負担がかかっており、脳疲労が起こってくると、負担を減らそうとして視野からの情報を遮断するようになる。
その結果として、視野が狭くなってきて、事故につながりやすくなる。

 成程。
飽きてきたら、要注意だね。
単なる気持ちの問題じゃないんだね。
特に、車の運転の時には注意したいもんだ。

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