高室山 (3) ~まとめ :360度の爽快な展望~

 滋賀県多賀町にある高室山818mに登った(2018/09/28)。

湖東三山ICから307号線で北へ、306号線で東へ、佐目トンネルの手前左の駐車場に車を停めた。 ICから20分ぐらい。

 コースは、佐目から尾根を登って、林道に出会い、高室山頂上へ、下りは林道に降りて、丸山頂上へ、そこから北に下って、南後谷へ下るコースに合流して、佐目に戻った。


佐目トンネルの手前左の駐車場。 猿が何匹もいた。

駐車場の石段を登って左へ。

すぐで、登山口。 ここを右へ。

急な尾根道を登って行く。

420mのピーク。

鞍部に下って行く。

また、急な尾根道を登って行く。

緩やかになると、気持ちの良い自然林が広がっている。

この辺りは気持ちが良かった。

左から谷が近づいてきた。

やがて、両側に低いピークの間を歩いていく。
その谷合を抜けると、

林道に出会った。
林道を右へ。

少し林道を歩いて、ここを右へ。

緩やかに尾根道を登って行く。

林の中を登ると

石灰岩が点在する頂上に到着。
360度に展望が開けて、実に爽快だ。

南西から北にかけては、琵琶湖を見晴らすことが出来る。

北側。

東から南西。

琵琶湖。

鍋尻山と霊仙山。その向こうに。

御池岳。

竜ヶ岳。

石灰の採掘場。

手前に倉骨山、向こうに御池岳。

ここで、昼飯を食べた後、丸山に向かうことにする。


先ほどの林道出会いに戻り、その少し先の三叉路。 ここを丸山に向かうので左へ。 普通に南後谷に向かう場合は右へ。

林道を少し歩くと右手に駐車スペースがあり、ここから丸山に向かって林に入って行く。 一本の杉の木に赤テープが巻かれていた。 最初気付かなかったけど。 諦めて戻って来た時に気付いた。

踏み跡はほとんどなくて、高い方に向かって歩いていく。 倒木に赤いテープが巻かれていたりして、かろうじて頼りになるが、あまり気にしなくてもいいかも。

平らな丸山頂上。
さて、ここからが問題。 ここから北西に歩くと、鉄塔に出会うと、ブログに書かれていたのだが。
どんな道かは書かれていなかった。
心配した通り、赤いテープは見つからないし、踏み跡もない。

しょうがないので、北西に向かって、下って行く。
地図で見る限り、緩やかな尾根を辿ればよいのだが、緩やか過ぎてわからない。
倒木や落ち枝で段々歩きにくくなってきたが、

やっとこさ植林が終わりかけてきた。

やっとこさ二本目の鉄塔の所に出て来た。 一安心。
ここを左へ。

すぐで、この標識を右へ。
ここをまっすぐ歩くと、どこに出るんだろう。 丸山に向かっているような気もするのだが。

斜面をしばらく歩いた後、急斜面を九十九折に下って行く。

かなり下って、谷に出た。

谷を下ると、やっと林道が見えてきた。

つかって舎に到着。 これは振り返って撮った。
ここで少し休憩して、後は、南後谷の道路を歩いて、駐車場まで戻った。

林道手前の自然林がいいかな。
何と言っても、高室山頂上からの360度の展望が素晴らしい。
琵琶湖の展望が爽快だし、目の前に鈴鹿の山々を見ることができる。
丸山は行かない方がいい。 ただ、方位磁石さえあれば道に出れるだろう。


今回の高室山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場10:05 → 林道出会い11:25 → 11:55高室山頂上12:35 → 三叉路13:00 → 丸山頂上13:20 → 鉄塔13:45 → つかって舎14:35 → 駐車場15:15

高室山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


シロダモ(地点A)。

暗褐色で皮目が点在するシロダモの樹皮。

三行脈の葉で、シロダモ・クスノキ・ヤブニッケイ。
枝先に集まってつき、葉裏が粉白色のシロダモの葉。

赤いシロダモの実。


カキノキ。

網目状に裂けるカキノキの樹皮。

表は光沢があり、裏面脈上に褐色を帯びた短毛が多いカキノキの葉。


アズキナシ。

平滑で縦筋が入るアズキナシの樹皮。

直線的な側脈が目立つアズキナシの葉。
ウラジロノキに似るが、葉裏に白毛がなく、重鋸歯が小さい。
長楕円から楕円形の実が冬に赤く熟す。


イロハモミジ(地点B)。

若い時は緑色、次第に褐色化するイロハモミジの樹皮。

7裂または5裂。裂片は細い。粗い重鋸歯のイロハモミジの葉。


ミヤマガマズミ。

灰褐色のミヤマガマズミの樹皮。

葉先が少し伸びて、鋸歯が角張って目立つミヤマガマズミの葉。

9〜10月に赤く熟す広卵形のミヤマガマズミの実。

ヤブデマリと迷った。 ヤブデマリの樹皮は平滑なので。 葉と実はヤブデマリっぽいのだが。

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