京都に車で出かけた時、大山崎の淀川河川敷きのそばを通る。
広大な河川敷きが広がっていて、見ていて好きな場所である。
ここでも何回か、淀川河川敷紀行と題して、いくつか記事を書いてきた。
ここの淀川河川公園背割堤地区の桜は全国3位の人気の高いお花見スポットらしい。
知らなかった。
4月上旬が見頃で、今年は4月1日~10日が八幡桜まつりとなっている。
桜がやたらと目につくようになってきたので、今年はここに花見へ。
4/5の平日に出かけた。
八幡桜まつりの間は、宇治川の手前、かわきた公園の駐車場に停めなければならない。
有料1000円と高い。 まあ桜の維持費ならしょうがないか。
大阪から来て、かわきた公園に直接右折できない。
一旦、通り過ぎてUターンして左折で公園に入らなければならない。
混雑してたら、ややこしそうだ。
宇治川の橋を渡っていると、
もう、桜並木が目に入ってくる。
約1.4kmの堤に、約250本の「染井吉野」があるそうだ。 長い。
ここが、桜並木の始まり。
堤になっていて、周囲より一段高い。
両側に桜が並んでいる。
平日だけど人は多い。
例年の人出が約27万人というから、物凄い。
思ったより、桜の木が大きい。
見上げると、桜の花で覆われてしまっているのが、心地よい。
そして堤の外側に大きく枝を張り出している。
桜の下では大勢の人がくつろいでいる。
桜が一瞬途切れた右手に天王山が見える。
秀吉が光秀を破ったあの天下分け目の天王山である。
終わりに近づくと、少し人が減って、桜を堪能できた。
端まで歩いて、戻りは外側を少し歩いてみた。
圧倒的な満開の桜。
中国語の声がよく聞こえてきて、こんなところまで来てるのかよと。
途中また堤の上に戻って、桜並木の下を歩いた。
ゆっくり桜を堪能しながら歩いて、往復50分もかかった。
造幣局の桜は、種類が豊富だが、ここの桜はソメイヨシノだけ。
そこが物足りないのだが、一本一本の木が大きくて、距離も長いので、おのずから桜の花だけを見ることになる。
だから、ぼーっと桜の花を堪能できた。
これが、本当のお花見かもしれない。
全国3位の人気も納得である。
おすすめ。