移籍真っ盛りだ。 清水と名古屋の動きが目立っている。
その中で、出ていく方では、大分トリニータが凄いことになっている。
まず、五輪代表の岩田智輝が横浜F・マリノスに完全移籍することになった。
片野坂知宏監督が、わざわざコメントまで出している。
「クラブとしても私としても慰留を求めましたが残念ながら移籍の決断となりました。
大変悲しい思いではありますが、智輝にとっても苦渋の決断でした。」
これが痛い所に、田中達也の浦和レッズ移籍が発表される。
ガンバから出て行って、今年、大分で8点取っているからね。 大分の得点王だよ。
唯一、Ｊ１で攻撃で通用する選手だ。
大分のトップツーが出ていくのか、大分終わりだなと思っていたら、
トドメの鈴木 義宜の清水エスパルスへの移籍が発表された。
3バックの要で、キャプテンで、大分の精神的支柱。
そりゃあ、ないだろう、という話だな。
これで、大分のトップスリーが移籍だ。
流石に、再び片野坂監督がコメントを発表した。「クラブとしても私としても大変ショックで何故なのかと思い、本人と話し合い慰留を求めましたが残念ながら思いを変えることができず移籍する事となりました。大変残念で悔しく悲しい思いです」
フロントは、片野坂監督の契約更新で今年の仕事は出来たとでも思ってたんじゃないだろうな。
さらに、渡 大生まで、アビスパ福岡への移籍が発表された。
沈む船から逃げ出していくみたいだな。
他にも、どうしよもない件だけど、
GKのムン キョンゴンが兵役を務めるため退団。
FW知念 慶の川崎へのレンタルからの復帰がある。
主力・準主力が6人も抜ける。
しかも、結構いいなと、まずまずいいなと思う選手たちだ。
流石に、片野坂監督でも、これはどうしようもないだろう。
片野坂監督が、やっぱし監督辞めます、と言い出しても驚かない。
来年4チームがＪ２に降格する。
これで、降格しなかったら、「凄いぞ片野坂監督」となるよ。
フロントは何をやっているんだ？
一度、破産しかけたから、金がないんだろうが。
金のないチームは、ちょっと強くなると、いい選手を引き抜かれて、どうしようもないな。
選手たちも、片野坂サッカーに魅力を感じて残っていたんだろうけど、もう理解したから、いいやというのもあるんだろうな。
シビアな世界になっているし、ヨーロッパリーグみたいな、移籍による強豪チームの固定化が起こりつつあるんだろうな。
悲しい話だ。 金がものを言い過ぎるサッカー界。 やだね～。