U-19アジア選手権グループリーグ第2戦、日本はイランと対戦した。
その前に、第一戦のイエメン戦について触れておきたいと思う。
この試合は、旅行で見てなかったが、録画しておいたのを見た。
U-19日本代表の弱さ加減に愕然としたよ。
後ろで横パスを回すだけで、縦へのパスがあまりに少ない。
特にボランチが酷い。
こんな怖さのないパス回しを久しぶりに見た。
何十年前の日本サッカーだよ。
判断が遅いし。
前半は0-0。
後半、小川航基(磐田)がヘッドで先制。
途中で出てきた、FW岩崎とボランチ原輝綺が良かったね。
岩崎はスピードがあって、前でかき回した。 2点目も取ったし。
ボランチの原は、ボール奪取が素晴らしかった。 3点目はおまけだね。
解説の戸田も褒めていた。
彼らが出てきてから、少し日本のサッカーもよくなった。
このチームの攻めは、Jリーグに出ている三好康児(川崎)と堂安律(G大阪)の個人技、そして小川航基(磐田)の決定力頼りと感じた。
3人はそこまでスーパーではないので、特に前半は点が入る気がしなかった。
特に期待していた堂安には、がっかりだよ。
同じくJリーグに出ているCBの冨安健洋(福岡)、中山雄太(柏)がむしろチームの中心かも知れない。
さて、第2戦、日本対イラン。
前半、イランがドン引きで守りを固めてきたのには、驚いた。
イランと言えば、どの年代も日本と互角に渡り合う強いチームなのだが。
相変わらず、日本は横パスばかりで、攻めの迫力がない。
右SBに初瀬亮(G大阪)が入った分、技術が上がった感はあったが。
ただ、イエメン戦より良くなってはいた。
特に堂安がましになっていた。
お互い、決定的なチャンスはあまりなかった。
イランに2本、日本に1本、クロスバーを叩いたシュートはあったが、決定的ではないね。
日本は、CBの中山と冨安が安定しているので、守備は安心して見ていられる。
GKは珍しく、下手糞だが。
なんか、この前まで、U-16のハイレベルなサッカーを見てきたから、この落差は酷い。
それでも、カタールに引き分け以上でグループリーグ突破が決まるから、順当に行けば大丈夫だろうけど。
しかし、この程度の実力ならトーナメントに入ってからの世界選手権出場を賭けた試合が危なそうだ。