ロシアワールドカップが始まった。
開幕戦は、ロシア vs サウジアラビア。
最初、サウジが華麗にパスを繋いでいた。
まるで、日本のパスサッカーを見ているようだった。
横パスと後ろへのパスがやたらと多い。
せっかく前につけても、すぐワンタッチで後ろに戻す。 だから前に進まない。
日本の選手がよくやるプレーだ。
遠藤が前に着けて、相手DFを食いつかせて、戻して展開するという狙いがあればいいのだが、単に前を向くリスクを取りたくなくて、後ろに戻している。 パスは繋がっているから、気分はいいんだろうが。
裏への縦パスは、とても少なかった。
それにしても、サウジはドリブルが少なかったなあ。
アジア予選では、もっとドリブルしていたのに。
パスにドリブルが混じるから、攻撃に迫力があったのに。
どうしたんだろう? 新しい監督のせいかな?
ロシアは前からプレスをかけてきた。
ロシアのチャンスは、前でボールを奪ってからのショートカウンターが効いていた。
徹底していたね。
2点を取ってからは、サウジはパスも冴えくなったね。
結局、5点を取られて、あれじゃあ、サウジは立ち直れないだろうな。
終わって見れば、ボール支配率はサウジが圧倒的に上回っていたそうだ。
まるで、日本のパスサッカーの劣化版をみているようだったよ。
日本が、ハリルから叩き込まれた裏への縦パスを忘れて、横パスを繋いで自己満足に陥らないことを祈るよ。