実にしぶとくなった浦和レッズ。 浦和1-1アル・ヒラル。

 浦和レッズが敵地サウジアラビアでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、アル・ヒラルと戦った。

 前半7分にラファエル・シルバが、ドリブルで抜け出してセンタリング、こぼれ球を相手DFが蹴ろうとした所に足を出して、跳ね返りがゴールに入った。 少しラッキーなゴールで先制した。
両者、慎重な入りだったんだが、先制点の少し後からサウジが怒涛の攻撃が始まった。
そのきっかけとなったのが、レフェリングだと思う。
浦和の厳しいチェックに、サウジの選手が倒れて大袈裟に痛がって、レフェリングがサウジに傾く。
中東の笛だな。 以降、浦和のチェックが緩くなり、サウジが自由に攻撃できるようになった。

 サウジの右ウィングに宇賀神がいいようにやられて、やられ放題。
決定機を山のように作られたのだが、GK西川が神がかり的なセーフを連発して、防いだ。
さすがに、前半37分に追いつかれたが。

 後半、サウジのラフプレーにも苦しむ。
7枚もイエローが出たが、誰もレッドにはならなかった。
最後、サウジも攻め疲れて、浦和が同点のまま逃げ切った。

 アウェーゴールも取ったし、勝ちに近い引き分け。
浦和が実にしぶとくなった。
ま、運もあった。 運が良くなければ、何点取られたことか。

 アル・ヒラル監督は、ラモン・ディアスだった。
元、アルゼンチン代表のFWで、マリノスでJ初代得点王、素晴らしい選手だったよ。
その後、監督としても実績を残し、パラグアイ代表の監督にもなっていたのだが、サウジで監督をやっていたとは。 攻撃的で実にいいチームを作っているね。
さすが。 日本に引っ張ってきたらいいのに。

 第二戦は、マウリシオが出てくる。
DFに、槙野、マウリシオ、阿部、遠藤航とセンターバックタイプが4人並ぶ強固なディフェンスラインを築ける。 審判もまともになるだろうから、あんなに攻められることはないだろう。
有利は、有利だけど、相手が強いことも確かだから、ガチンコ勝負になるだろうな。
ただ、運はレッズにあると思う。
ミッシャ退陣でツキの流れが変わった。
口の臭い選手も出てないし。 やっぱり日本人は正々堂々と戦う時に力が出る。

 しかし、浦和も変わったね。
あんなにサイド攻撃一辺倒だったのに、SBもセンターバックタイプで固めてるんだから。
スタイルを変えても、やれてるのは、選手のレベルが高いからだし、監督も良くやってるね。

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