日本代表、三苫で勝つ。 日本1-0オマーン。

 カタールWC・アジア最終予選の第6戦、日本代表はオマーン代表と対戦した。
2巡目の戦いに入った。

日本の出場メンバー。

出場停止の守田に代わって、柴崎を起用。
システムは、4-3-3のまま。

柴崎にインサイドハーフが務まるかがポイントだった。
攻撃もそこそこ出来る守備的ボランチの3人起用とフロンターレ経験者であることでうまくいっている面もあるので、少し疑問符がついた。

前半立ち上がりは互角のスタートだったが、徐々に日本がボール支配を強める。
しかし、後ろで回すだけで、中に楔のパスを入れることが出来ない。
そして、伊東がマークされて、右サイドに守備が多くて、伊東がドリブル突破出来なかった。

前半23分、長友が左サイドで縦に仕掛けて、ファーサイドへクロス、伊東がフリーでダイレクトシュートを放つが、当たりそこねで枠を外す。 チャンスはこれくらいかな。
前半は、ただ後ろで回しているだけのすごくつまらない試合だった。
守備は良かったが。

後半、機能していなかった柴崎に代えて、三苫を投入してきた。
変形の4-3-3かな。 かなり攻撃的布陣。
三苫がドリブルを仕掛けまくって、チャンスを作る。 しかし、決まらない。
すると、徐々に対応されて、三苫が突破しにくくなった。 疲れたか。
今度は右サイドの伊東にふるが、伊東は今日は調子が悪くて、縦よりか中に切れ込もうとして、立て続けにボールロストした。
浅野が準備して交代直前の後半36分、三苫が抜ききらずに中にボールを入れるが、跳ね返されて、ボールを取られるが、それを中山が奪い返して、裏へ縦パスを入れ、三笘が受けてクロスを入れる。それを伊東がDFの前に入り込んで、左足で合わせてゴールへ押し込んだ。
待望の1点。
三苫の突破力で攻撃を活性化、なんとかそれを得点に結びつけた。
伊東のゴール前の入りも素晴らしい。 単に縦突破だけでなくてね。

あとは、選手交代を重ねつつ、危なげなく逃げ切った。
冨安がいると、守備が一段に固くなる。

後半の森保監督の采配は良かった。
今までの慎重居士振りから、後半途中から三苫投入かと思っていたら、後半頭から投入してきた。
柴崎に代えたのも良かった。 柴崎は機能してなかったからねえ。
南野を残したから、かなり攻撃的な布陣になった。
中山の投入が遅かった。
長友は、南野とセット。 南野が内に入るので、その外側を長友がオーバーラップする狙い。
前半、1本センタリングがあった。 中山より突破力があるから。
三苫が入ると、SBが上がる機会もなくなるので、中山がいい。
三苫はあれだけ仕掛けると、90分もつかわからないので、先発が絶対という訳でもないと思う。
中山は、先発でいけるんじゃないかねえ。 トータルでみて長友よりいいよ。

4-3-3が定着しそうだね。
攻撃もそこそこ出来る守備的ボランチの3人起用が、結構いいと思うけど、今の所そういう人材は、田中碧・守田・遠藤航の3人しかいない。 今回のように、1人欠けると、適任者がいない。 もう1人必要。 そこで、山口蛍を呼ぶべきだと思う。
蛍は、近年イニエスタとプレーする内に、攻撃力がとてもついた。 適任者。 田中碧・守田に割って入る力が十分あると思う。
しかし、久保建英が復帰してきたら、使いたいから、どう使うか悩ましい所だね。

また、伊東という素晴らしいウィンガーがいるから、4-3-3がいいのであって、さらに三苫が出て来て、両サイドから攻めれるという理想的な形になって来たが、彼らを欠くと、4-2-3-1の方がいいという所もあるので、その辺をよく考える必要がある。
4-3-3と4-2-3-1の両方をチームとしてこなせるよう、メンバーを選んでいく必要があるね。

世代交代が徐々に進んできた感があるね。
オーストラリア戦で初起用の田中碧が、当たり前のように使われるようになった。
中山も次は先発で使われるような気がする。
三苫も先発はどうかわからないが、45分は使われそう。
久保建英は、しばらく途中出場かな。
東京五輪世代への世代交代が進んでいきそうだし、進めていくべきだね。
柴崎・長友の衰えが目立つだけに。
大迫は唯一無二の能力があるだけに、様子見かな。

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