J1の過密日程を見積もる。

 各チームの戦力分析を終え、もうそろそろJ1の順位予想をしようと思っているのだけど、その前に順位に大きく影響を与える過密日程が、どれくらいなのか?見積もってみたい。

水曜日の試合数で見積ろう。
土水土のスケジュールだと、中3日・中2日の試合になる。
中3日だと何とかこなせて、中2日だと滅茶苦茶キツイという選手コメントを読んだことがある。
というので、水曜日の試合数で大体見積ることが出来るのでは。

これが、水曜日の試合数一覧表。(完全に正確ではない)

ACLとルヴァンと天皇杯は、水曜日に試合があるとした。 今年のACLは2試合に1回が水曜日とした。

さらに、負担試合数という数値を定義した。
ACLの負担は、J1の試合よりかなり大きいという稲垣祥のコメントを読んだことがある。
一方、ルヴァンや天皇杯は、メンバーをターンオーバーすることが多く、比較的負担は軽い。
ということで、負担係数をJ1/ACL/ルヴァン/天皇杯=1/1.5/0.5/0.5と仮定した。
右端欄が、その計算結果の負担試合数である。

特徴的なのは、去年のACLがなかったG大阪でさえ、通常年のACL有チームより負担が大きかったことだ。
選手層の薄かったチームの負担は、相当大きかっただろうな。
さて、今年はと言うと、負担試合数は、ACL無で9.5+max6、ACL有で15+max8.5だ。
ACL無でも昨年より4試合分負担が軽くなっているが、例年のACL有チームの負担量で、ACL有だとさらに6試合負荷が大きい。 昨年のACL有チームと同じくらいだ。

今年も昨年よりましだが、ACLの有無に関わらず、選手層の厚さが成績に大きく影響を与えるだろう。
ACL有だと昨年並みに。 相当きついね。

ちなみに、これがG大阪の2021年のスケジュール。

鹿島の2021年のスケジュールも。

昨年は4カ月ちょっともコロナ中断したんだけど、そこまで負荷が減らないのは、ACLウィークと日本代表ウィークと五輪ウィークがあるからか。
五輪ウィークで少し中休みがあるのが、救いか。 

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