J1第9節、ガンバ大阪はホームで湘南ベルマーレと対戦した。
今年初めてのパナスタ観戦。 無料招待だったので。
例によって、アウェー側の中央横から見てた。
ちょっとトラブルがあって、試合が始まってからメンバーを確認しようとした。
大型ディスプレイを見ると、DFラインは右から三浦・昌子・ギョンウォン・黒川だった。
まず、この金髪野郎は誰なんだ?と思った。
位置的には昌子なんだけど、その向こうに首をかしげた昌子がいる(この写真は後半)。
ギョンウォンかと思ったけど、背番号が違うし、5番だから三浦かあ? そんな年じゃあるまい?
もう、キャプテンじゃないアピールかな? 何を考えてるんだか。
そして、ディスプレイの表示が間違ってて、昌子・三浦・ギョンウォンの3バックなのにやっと気付いた。 昌子を右に持ってくるのか。 ヘディングが強い三浦が中央がいいと片野坂監督は判断したんだな。 統率力のある昌子が中央がいいとは判断せず。
山本悠樹の起用にわかってるじゃんと思ったけど、齊藤 未月は湘南からのレンタルなので出れないんだな。
さて、前半は昌子・三浦・ギョンウォンの3バックが固くて、ガンバがかなり攻めてた。
決定機までは作れてなかったが。
一番は、前半、昌子の浮き球のパスを、PA内でパトリックがワンタッチで落としたのを山見がダイレクトでシュートを放つが、当たり損ねでGKにセーブされたシーンかな。
山見はなかなか爆発出来ないな。
山本悠樹を中心に見てた。 なぜ、片野坂監督の信頼を得られないのか?と。
バックラインがパス回ししてるのに対して、ボールを受ける位置に全然動けてない。 いつも湘南の選手のそばにいてる。 外せてない。 こりゃダメだなと思った。 勇気を持ってボールを貰わないと。
守田がなぜ評価されてるかと言うと、勇気を持ってボールを貰いに行ってるからだ。 ボールロストのリスクを恐れず。 山本悠樹は、それが出来る可能性があるんだから、チャレンジしないと。 逆に言うと、それが出来ないと、使えない。 攻撃面でそういう違いを生み出せないと、ダメだ。 2,3度は、センスのあるパスを出してたけど、それだけじゃダメだ。 ビルドアップの場面でも貢献出来ないと。 スローインとかでも全然ボールを貰いに行ってないしね。
試合後の山本のコメント、「外回りでボールがいってしまって、もっと相手の隙間でボールを触りたかった。どこから侵入していきたいのかがずれてしまった」。
呆れた。 相手の隙間でボールを触りたかったって、隙間に全然動けてなかったじゃん。
これじゃ、レギュラーになり切れないのもわかる。
試合は、いずれガンバが点を取るかなと見てた。
しかし、選手交代で流れが湘南に。
湘南は大橋と山田が良かった。 一方、ガンバは、ペレイラがダメだった。
ポストプレーが全然周りとあってない。 周りはパトリックの時と同様ペレイラにパスを付けようとするのだが、ペレイラはシュートポジションにいきなり動こうとするもんだから、パスが合わない。
後半45分、ガンバが相手ゴール前でペレイラと動きが合わず、パスをカットされ、カウンターを喰らう。 石原が右サイドからクロスを入れると、入ってきた山本がPA中央からヘディングシュートを放つとゴール左へ吸い込まれた。 山本と三浦がぶつかって倒れて、しーんとスタジアムが静まり返った。 その雰囲気でロスタイムまで流れて、試合終了。
今季初めての無得点。 今まで、悪いながらも点は取れてたんだけど。
3-4-2-1は、あまり点が入る気がしないなあ。
昌子・三浦・ギョンウォンの3バックを使いたいのはわかるけどね。
そのために、ギョンウォンを取ったんだろうし。
WG、特に黒川はもっと攻撃参加しないと。 SBじゃないんだから。
まあ、片野坂監督はこの3バックでしばらく行くんだろうね。 これで点を取る工夫をすると。 宮本監督や松波監督は出来なかったけど。