G大阪、実にしぶとい守備の新潟を打ち破る。 G大阪3-2新潟。

 J1第2節、ガンバ大阪はアウェイでアルビレックス新潟と対戦した。
G大阪は、定番の3バック。
顔面骨折のGK東口がもう復帰してきた。 おめでとう。
怪我の今野に代わって、井手口が出場。
怪我じゃなくても、出てるけどね。 その場合、1トップになるんだろうけど。

 前半9分、倉田がこぼれ球をうまくトラップして、個人技で鮮やかにシュートを決めて、先制。
これで、楽な試合運びが出来ると思ったんだが。
3バックからの雑なロングボールが多くて、実に嫌な感じになってきた。
案の定、その流れでファビオがPA内でホニを後ろから倒してしまう。
PKを決められて、同点。
そんなピンチでもないのに、なんて不用意な反則をするんだ。
呆れるよ。 不用意。 雑。 
これで、新潟はまたプラン通り、しっかり固めてカウンターの狙いが強まる。
新潟は実にしぶとい守備をしてくる。
ごちゃごちゃっとさせて、こぼれ球をほとんど拾う。 やっかい。 
このまま、1-1で前半終了。

 後半10分、チアゴのパスに抜け出したホニが、逆転ゴールを蹴り込んだ。
もう、これは同点においつけるかどうかだな、と観念した。
初瀬に代えて、堂安。 そして驚いたことに遠藤に代えて、泉澤を投入して、攻撃を強める。
パスワークでは崩せない、ドリブルで崩そうという判断だろう。
後半31分、井手口のCKを金正也が押し込んで、同点。 井手口はいいボールを蹴るじゃないか。
さらに、同40分、エリア内の混戦をドリブルで外した井手口が右足で豪快に蹴り込み、再逆転した。

最後、今季初出場の丹羽を投入して、試合を締めた。

 この勝利は、大きい。
ファビオの不用意なプレーが逆転を招いたが、それをひっくり返した。
しかも、実にしぶといいい守備をしていた新潟相手に。
新潟の高卒ボランチ・原 輝綺は、いいねえ。
U-19日本代表での守備ぶりを褒めまくっていたんだけど、さらにここまで成長するとは。
ガンバ相手に実に効いていた。
これは、井手口と共に将来の日本代表を背負う守備的ボランチになるな。

 ガンバは、アデミウソンが不調だった。 新潟のDFが上回ったのかも知れないが。
初瀬が使われているねえ。
スピードはないと思っていたんだけど、裏に抜け出したホニに追いついて守備をしたプレーがあったんだけど、なんだスピードあるじゃないか。
思ったより、可能性を秘めているのかも知れない。
うまく育てて欲しい。
堂安と泉澤は、なかなかフィットしないねえ。
堂安は、中じゃなくて、縦へ抜け出すドリブルが出来ないとダメだな。
泉澤はコンビが実に合ってない。 辛抱が必要かな。
アデミウソンでも時間がかかったんだから。
藤春がもっと頭を使うべき。

 スロースターターのガンバが開幕5試合で、3勝2分けの勝ち点11。
実にいいスタートを切った。
今季から取り組んでいる3バックも機能させることができたし。 言うことなし。
遠藤・今野・井手口のトライアングルが誕生した時が楽しみだ。
3-5-1-1や4-3-1-2のバリエーションができる。
ワクワクするなあ。

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