サッカー五輪予選、日本がイラクを2-1で、破り決勝進出。

U-23日本代表が、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準決勝でイラクと対戦した。
先発はあまり驚きがなかったが、CBが岩波ではなく奈良だったのが驚いた。

 前半は、日本が押していた。
そんな中、前半26分に左サイドでFW鈴木武蔵が相手DFをうまくかわして前へ、ゴール前に走り込んだFW久保にドンピシャのセンタリング、ワンタッチでゴールへ、日本が先制。
その後も、日本が決定機を迎えるが、武蔵がフリーのシュートを外すし、久保がラストパスをミス、MF中島がゴール前でパスを出さずに逸機と、雑な攻めが続いた。
1点入ると、2点目の攻撃が雑になるのは、日本人に良く見られるメンタリティだな。

 そうこうしている内に、段々イラクのペースに。
同43分にCKを鈴木武蔵がクリアミスで後ろにそらしてしまい、あわやオウンゴールかと思ったが、GK櫛引が素早い反応で前に弾き出す。それもヘディングシュートされるが、またもGK櫛引が弾くが、再度ヘディングシュートされ、決められてしまう。
鈴木武蔵は低いボールに頭を下げてボールから目を離してヘディングしていた。
ボールをこわがったんじゃないかな。 選手失格だよ、こいつは。
前半は、1-1で終了。

 後半は、完全にイラクペース。
ほとんどのヘディングで競り負け、セカンドボールを拾われ、攻め手がない。
フィジカルで圧倒されてしまう。 情けない。
しかし、しっかり守れてはいる。
イラン戦に続いて、しびれる試合になった。
久保に代わって、FW浅野が出てきて、少し攻めれるようになった。
そして後半アディショナルタイム、右サイドで浅野から南野へ、南野がクロス、GKにパンチングされるが、ゴール正面、MF原川がトラップからミドルシュートを決めて、勝ち越す。
やったぜ。
このまま、試合終了。
2-1でイラクを破って、五輪出場を決めた。

 原川は、2度ほどゴール前でパスミスをしていて、いらいらさせられたが、最後に決めた。
このチームの選手は、不調でも取り返すねえ。
選手に好不調の波があるし、色々な選手を使っても、チームとして結果を出している。
大したものだ。
総合力の勝利だね。
中2,3日の続く試合日程に大いに不満だったけど、案外日本に有利なルールだったかもしれない。
今までにない守備のチームだけに、今後どんな成長を見せて、強さを発揮してくれるか、とても興味深いね。
決勝の相手が、韓国なら激しい試合になるだろうなあ。
カタールなら、かなりやりそうだけど。
3位決定戦が韓国なら厭だけど、決勝なら韓国とやりたいね。

 GK櫛引をベストプレイヤーに指名したいね。
後半、イラクの鋭いミドルシュートを弾き出していたし、終始安定したプレーが続いていた。
過去の試合で2度ほど、GKを外に出すミスをしていたが、それもきっちり修正できていたし。
DFへのコーチングがどうなのかは知らないが、素晴らしいGKなのではないだろうか。
Jリーグでそんなに活躍してないから、こんなにいいGKだとは思わなかった。
次世代の日本代表だね。

 南野には、がっかりしたよ。
もっとはっきりと違いの見せれる選手だと思っていたけど、この程度とは。

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