ガンバ、プレスの勝利。 G大阪3-1名古屋。

 J1第6節、ガンバ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦した。


出場メンバー。

ダワンが初出場、斎藤未月と守備的ボランチを2枚並べた。 これがどうでるか?
GK一森も初先発。
序盤は、名古屋ペース。 左サイドから攻められる。
ガンバはSHに入った倉田のプレスが目立つと共に、後ろからダワンと斎藤が結構前に出て来て、プレスをかける。
稲垣は潰せてたのかな。 レオシルバは巧いので、交わしていて、そこからチャンスが生まれていたが。
前半26分、山見のFKを三浦が競り、後ろにこぼれたボールを昌子がシュート、それがパトリックに少し当たってゴール右に決まって先制。 少しついてた。
さらに前半33分、斎藤がボールを前で奪って、倉田へ。 倉田がピンポイントクロス、ゴール前中央でパトリックがヘディングシュートを放つが、ランゲラックに右手で弾き出した。 もうちょっと隅に飛ばしたかったな。
前半46分、相馬が左サイドから中へパス、ペナ角に侵入した稲垣が中央へクロス、走り込んできた酒井がダイレクトで合わせるが、素早く距離を詰めていた一森がビッグセーブ。

ガンバが前半を1-0でリードした。

後半、稲垣に代えて柿谷。
これで、名古屋の攻撃がパワーアップした。 しかし、何とかガンバは凌ぐ。
そして、後半9分、倉田が何とか相手のプレスを交わして、小野瀬へパス、小野瀬が右へ展開すると、フリーで受けた山見が鋭いクロスを中へ、パトリックのわずかに後ろに流れたボールをマテウスがクリアするが、そのボールが宮原に当たってゴールへ吸い込また。 ラッキー。
さらに、後半17分、カウンターからパトリックが左へ展開、山見に少しずれたのをマテウスがカットするもそれを黒川が拾って、中央へドリブルで切り込む。 そして、何と右足でゴール右上へ巻くシュート決めてみせた。 3-0。
今までほとんど右足でパスですら蹴らなかったのに、シュートを決めてみせた。 驚いたよ。
相手DFも完全に左足を切っていたからねえ。 右足はノーマークだった。
これは、黒川の大きな進歩。 今後、相手は右足も警戒しなければならなくなるから、縦突破がしやすくなる。
ブレイクするかも。

これで勝負あったと思ったけど、後半38分、ビルドアップで昌子が中央でフリーでいたセジョンへパス、しかし狙っていた仙頭にプレスされボールを奪われ、そのままGKとの1対1でシュートを決められた。
ボールが少し浮いたのでセジョンのトラップに少し時間がかかったが、のんびり周りを見回したのがダメだったな。
セジョンは、致命的なミスが多すぎるな。 ダメだわ。
これで、ガンバはバタバタしたが、一森の好セーブもあって、3-1で逃げ切った。

3点も取ったのは久しぶり。 ラッキーもあったけど。 実に気持ち良かったな。

まず、一森が足元が巧いのがいい。
これで、後ろから繋ぐ片野坂サッカーが出来始めてきた。
高尾が下手なので、そこにボールが回ると苦しくなるが。
一森が足元が巧い雰囲気が出てるので、相手もGKまでプレスをかけてこなかったな。 セーブも良かったし、今後は一森がレギュラーだな。 ただ、ロングキックが下手だな。 サイドを割るキックも多かったし、全体的に精度が低かった。 一森の課題だな。

そして、ダワンと斎藤未月の前への猛烈なプレス。 なかなか迫力があった。 とても印象に残った。
片野坂監督は今後これで行くのかな? 
ダワンは守備的ボランチとして、なかなかいいな。 マテウスを抑え切ったと思う。 あのマテウスが、ダワンが前に立つと、ドリブルで仕掛けなかったからねえ。 ブラジル人同士わかるんだろう、相手の力が。
それにダワンは結構スピードもあった。 カバーの戻りとか速かったからねえ。 ボール奪取とか顕著に目立つプレーをしたわけではないけど、慣れてきたらもっと活躍するんじゃないかな。 パスのさばきもまずまずだったし。
大いに期待出来るよ。

GK一森が出て、後ろから繋ぐサッカーで出来て来て、ダワン・斎藤未月の前への猛烈なプレスで、片野坂監督の色が出たサッカーだった。 3点も取れたし、凄く面白かった。 今後が楽しみだねえ。

それにしても、片野坂監督は選手を多く使うね。 Wシウバも使ったし。 練習で良かったのかな?
試合で良くなかったとしても、選手を見捨てることがないような気がする。
練習でのプレーを見てフェアに出場選手を決めるというポリシーを貫いてる気がするね。
チーム内競争激化で、チームの成長が見られそう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする