親善試合、日本3-0アルゼンチンの戦術・プレー分析をやってみたい。
先発メンバー。
田中碧が瀬古からボールを受けて、珍しく全くフリーの場面。
ボールを出せそうだったのは、右サイドの原ぐらいだったが、林の裏への抜け出しに合わせて、中央裏へ浮き球の絶妙なパスを出した。 林はトラップに失敗したためチャンスにならなかったが、司令塔もやれる所を示した場面だった。
フリーだったら、ノーチャンスに見える所からチャンスを作り出すのが、司令塔。
瀬古が町田とのパス交換で完全フリーになった。
そして、先ほどの田中碧から裏へパスを出した状況と同じようになった。
右サイドに原がフリーでいて、原にボールが出ると思う状況。
ここで林が裏へ動き、そこに瀬古がドンピシャな浮き球を出した。
今度は、林は見事なトラップをして、ボディーフェイントを入れてから、シュートを打ち込んだ。
アンダー代表初選出とは思えぬ一連の動きだったね。
相手の縦パスをカットしたり、潰したりするプレーが多くて、相手の攻撃を寸断するプレーが多かったのが良かった。
田中碧は、元々のボールを奪うプレーだったり、パスカットするプレーも多く、攻守に効いていたなあ。