久保建英が練習なしで、いきなりヘタフェで活躍。

 ビジャレアルからヘタフェに移籍した久保建英が1月11日、エルチェ戦の63分に同点の場面で、いきなりデビューを飾った。久保にとっては久々の試合であり、一度もチーム練習はしていなかった。

DAZNで久保の投入まで早送りしてから見た。
投入から5分、右サイドでボールを受けると、またぎフェイントでDFを揺さぶってから、鋭いシュートを放つと、GKは横っ飛びで前に弾くのが精いっぱいで、それをマタが押し込んだ。
2-1の勝ち越し。
さらに、85分には、久保は右サイドからクロス、ゴール前に入り込もうとしたFWを相手DFがブロックしようとして倒して、PK奪取。 そのPKをFWアンヘルが決めて、3-1。 ダメ押し。

この他にも、2度PA内で倒された。
久保はスペインでは絶対にPKを取ってくれない。
普通のスペイン人選手より巧い日本人選手なんて認めたくないからね。

・エルチェ戦での久保建英のスタッツ。
 26分間出場
 11 パス成功
 100% パス成功率
 1 デュエル勝利
 2 インターセプト
 1 被ファウル
 1 ボール奪取

鮮烈のデビューだね。
やってくれるね。
プレーに華があるからねえ。 ボールが来るとワクワク感がある。
チーム内に今時期バルサから移籍してきたカルレス・アレニャというボランチがいて、その選手がうまくて、かつ久保にパスを出してくれる。 左MFにもマルク・ククレジャというバルサのカンテラ出身の選手がいる。
ヘタフェは、肉弾戦をする下位チームという話だったんだが、なかなかどうしてアレニャと久保の加入で一挙に見て面白いチームなったんじゃないかな。

まだ、1試合だけど、久保はいいチームに移籍したんじゃないだろうか。
ボルダラス監督がチームとの練習なしで、いきなり使ったのは期待の表れだし、右サイドで使ったのも大きい。
久保はトップ下でも左サイドでも出来ると思うけど、今は一番得意な右サイドで自身を確立しないとね。
使いたいと思ってくれる監督のチームに来て、良かったよ。 しかも、アレニャの加入で、ある程度面白いサッカーが出来そうだし。
それにしても、久保は処世術があるなあ。 ラリーガのファンをも味方にして、自分の希望通りにチームを決めて行っている。 こんな日本人選手、今までにいないよ。

久しく久保の試合は見てなかったんだけど、これでまた楽しめそうだ。
今、Jリーグもお休みだしね。

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