J1第21節、ガンバ大阪はアウェーでFC東京と対戦した。
台風による雨の影響で、芝はびしょ濡れ。
蹴ったボールが止まるので、パスが繋がらない。
繋ごうとすると、ボールが途中で止まって、カットされる。 しょうがないので、ロングボールの蹴りあいになった。
普通のサッカーの試合にならなくなった。
こうなると、前に高さとパワーのある選手がいる方が有利。
ガンバはパトリックだけ、東京は全体的にパワー系が多く有利だった。
ラッキーな点が入った方が勝つかなと見ていた。
蹴りあいでも、東京の方が押していた。
前半39分、右からのクロスで、跳ね返りがジャンプした三田の手に当たって、ハンド。
ガンバのラッキー。
このPKをアデミウソンが落ち着いて決めた。
このまま、前半を1-0で終了。
後半、東京の方が蹴りあいの中でも、うまく繋いできた。
ガンバは受け。
それでも、井手口が走り回って、セカンドボールに絡んで、ピンチを未然に防いでいく。
サイドハーフに宇佐美がいる部分の守備が甘くて、それが目立ってくる。
後半30分になって、やっと小野瀬に代えた。 遅すぎる。
雨の中なので、点を取られない感覚にはなれなかったが、守り切るやり方とメンタルが身に付いてきたのか、最後まで守り切った。
大きな勝ち点3となった。
この試合は、運不運が左右する試合と思ったけど、ガンバに運がやって来た。
これで、6連勝。
名古屋戦の後半以外は、個人の決定力のみで点を取って、それを守り切る勝ち方で、強い勝ち方はちっともしていない。
それでも6連勝。
ま、スーパーなタレントがGK・DF・ボランチにいるので、そうなっている。
本当は、攻守に圧倒して欲しいんだが、それは先の楽しみということで。
これで、2位争いが混とんとしてきた。
今年のノルマは4位以内。 狙える位置にやっと来た。
6連勝と言っても、運も多分にあるので、身に付いた守り切るやり方を忘れずに、戦い続けて欲しいね。